ランニングシューズはクッションで地面との着地衝撃を軽減しつつ、ドロップで歩きやすく走りやすい動きを補ってくれています。衝撃が軽減される分だけ足への負担は少なくなり怪我の防止、疲れの軽減につながっているとうたわれています。本当にそれが良いことなのか?そんなお話も含めて、僕が愛用しているゼロシューズのジェシーを紹介したいと思います。
おすすめポイント
- テント場での休憩シューズとして最適
- 軽量で持ち運びしやすい
- 裸足のような開放感がある
- 走れるサンダル
商品概要
ブランド | ゼロシューズ |
商品名 | ジェシー |
商品説明 | ゼロシューズ史上最もミニマルサンダル。足とソールをつなぐのは親指ループと足首のみ。なのにウソみたいなフィット感。見た目も履き心地も「ほぼ裸足」、ジェシーでしか体感できない解放感、是非体感してください。 |
重量 | 136g(24cm) |
価格 | ¥7,150(税込) |
ソール厚 | 5.5mm |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★★ |
コンパクト性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
ゼロシューズとは
ゼロシューズは手作りのサンダルからスタートしたアメリカのブランドで、現在ではサンダル以外にもユニークなシューズが多く販売されています。「ゼロ」という名称には意味があり、クッションやドロップ、サポートなどいっさいない作りが特徴です。ゼロシューズを履いて歩けばわかりますが、素足に近い状態で歩けるシンプルさが魅力です。
「シューズに守られていない」ということは、人間がそもそも持っている筋力を全て使って歩くことを強いられるということで、足の自然な動きを妨げず、結果関節に負担のかかりにくい姿勢で運動ができるようになり、膝の痛み、腰の痛みの原因を中長期でみて取り除くことができます。
ゼロシューズを履いて最初の数ヶ月間は「歩きにくい」「負担が強い」と感じることがしばしばあります。それだけ今までが自然に歩けていなかったということで、ゼロシューズを履きながら必要な筋力を付けていくことが最初必要です。だからゼロシューズに慣れるまでは疲労を感じることが多く、最初は履く時間を短く、徐々に長時間で体を慣らしていくという付き合い方が理想です。
ゼロシューズのジェシー
ゼロシューズ史上最もミニマルなサンダルで、足とソールをつなぐのは足首と親指のループのみです。ゼロシューズのジェシーをはじめて見たときは「こんなの歩きにくいのだろう」って思ったのですが、実際に履いてみるとフィット感がよく驚きました。
見ての通り開放感は抜群で、素足そのものです。カカト・つま先はオープンでソールはドロップのない平らな作りです。これを最初履いていたときは何度かつま先側をコンクリートにひっかけてしまうようなシーンがあり、ドロップのあるシューズに慣れていた事が伺える歩き方でした。
ソール厚は5.5mmで歩く、走るとクッションがまったくないその作りは、ダイレクトに衝撃が体に伝わってきます。自分の力のどの部分を使って地面に力を伝達すると歩きやすいのか、また走りやすいのかを考えながら運動をするのは初体験でした。これを何度も繰り返すことでバランス感覚が向上し、関節に負担のかかりにくい姿勢を徐々に身につけていけます。
運動をしていると「足の指をつかわなくては」と感じることが多くなります。そうすると腹筋を使うようになり、自然と体幹がついてきます。この感覚が身についた状態でトレイルランシューズを履いてトレランを楽しむと解りやすく、自分の体のパフォーマンスが向上していることに気付きます。
特に着地時に足首、膝がしっかり使えているかは大きな違いを感じると思います。そもそもゼロシューズのジェシーを履いて足首、膝が使えずに運動をしていると関節に負担がかかります。これは着地時に膝が伸びきっていて、足首も固定されて体のクッションが使えていないからです。そんな状態でも普段はいているスニーカーに助けられていたのだと考えると、もっと早くからゼロシューズに出会っていればパフォーマンスの向上につながっていたと実感しています。
トレーニングシューズとしての使用はもちろん。約130グラムと軽く、更に持ち運びしやすいので、テント場のリラックスシューズ(岩にぶつけないように注意が必要!)にも良いし、沢遊びで濡れたシューズは仕舞ってお風呂上りに履くシューズとしても持ち運びしやすいので色々なシーンで活躍してくれます。