NEMOのエアマット、テンサー ショート マミーは寝心地の良さ、軽量でコンパクト性に優れていて登山に持ち歩くギアとして最適です。しかしこのエアマットそれだけではない登山者の心を掴むギミックが随所に施されています。
おすすめポイント
- 高い断熱性
- 吊り下げられた3枚のメタライズド断熱フィルム
- 厳冬期の高所登山にも適した高い断熱性
- 安定した寝心地を提供
- 指1本で簡単に固さの微調整ができる新型フラットバルブ
商品概要
ブランド | NEMO |
商品名 | テンサー ショート マミー |
商品説明 | 超軽量かつ小さな収納サイズからは想像できないほど、静かで快適な寝心地を提供するスリーピングパッドです。 |
価格 | ¥14,500(税抜) |
重量 | 230g |
サイズ | 51×122×8cm |
収納サイズ | 20×φ6.5cm |
R値 | 1.6 |
素材 | 20DPUポリエステル |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★☆ |
コンパクト性 | ★★★★☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★★ |
NEMOエアマット テンサーの空気の出し入れ
登山をしてテント場につくと疲れがたまった状態でテントを設営します。夕立などのリスクを考えてなるべく早めに設営を終えて食事の準備など支度を進めたいのですが、そんなときに辛い思いをするのがエアマットの空気入れです。
NEMOのエアマットはテンサーに限らず、空気入れを簡便且つ素早く行えるように工夫されています。テンサーにおいては付属のマットポンプをエアマットに取り付けて空気を入れていきます。
マットに接続したらポンプサックの吹き込み口の両端をもって内部を広げます。その穴に15センチほど離れたところから口で空気を吹き込んでポンプザックを膨らませて、空気をエアマットに送り込みます。これを2,3回繰り返せばパンパンにマットを膨らませることができます。
このポンプサックは過去のNEMOのマットにも一部使用が可能です。バルブ直径が13mmのマットであれば使えるようです。
NEMOエアマット 考えられたバルブ
空気を出し入れするバルブは膨らませた後に離すと、バルブをしめるまでに空気が抜けてしまいます。だから口を使って膨らませるタイプの場合はバルブを加えた状態で閉めるような対処が必要でした。
NEMOのエアマットはバルブに弁がついていて、ポンプサックを取り外しても空気が抜けません。バルブの中心にあるポッチを押すことで空気が抜けていく仕組みとなっているので、パンパンに膨らませたあとに、エアの微調整を行い寝心地の良いエアマットに仕上げることが可能です。
また実際に使い続けていると、エアマットを貸したり、膨らます役割を家族に手伝ってもらったりするシーンがあって、そうするとバルブを口でくわえるというのが不衛生で気になっていました。しかし新しいNEMOのエアマットは口に加えることがないので、衛生面にも長けていると感じています。
寝心地の良さ
実際に膨らませたエアマットに寝転んでみると、寝心地の良さに驚くこと間違いなしです。マット内にエアだけが入っていると、風船のように身体が弾かれるような感覚を抱くのですが、NEMOのエアマット テンサーは独自のトラス構造を採用し、中央部をわずかに窪ませた形状になっています。そのため、エアマット特有の弾力とは違った、包み込まれるような感覚があります。
僕は軽量化のためにショートタイプのエアマットを使用していますが、足元にザックを置いたりして寝心地の良さを確保していますが、レギュラータイプの寝心地と大きな差を感じません。
NEMOのエアマットテンサーには3種類のサイズがあります。
- レギュラー 183センチで345g
- ミディアム 160センチで330g
- ショート 122センチで230g
これに寒い時期に活躍するインシュレーテッドモデルがあり、応用幅が広く1年中活用できます。