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古い街並みを楽しむ スコットランド エディンバラへ

古い街並みを楽しむ スコットランド エディンバラへ

ロンドン・キングズクロス駅から17時の特急に乗り約5時間の列車旅が始まった。寝台列車に乗り損ねたものの、イングランド・スコットランド・ウェールズが乗り降り自由のブリットレイルパスを使っての旅が3日目にしてスタートしたのだった。

とはいえ、ブリットレイルパスは自由席しか乗れないからなのか、日曜日夕方だからなのか、車両は満席ではじめはデッキでザックの上に座ることになったのだけど。

車窓から見える風景はどこまででも緑の牧場と山々、家があんまり見当たらない。ゆっくりと陽が暮れていくのだけれど、この時期イギリスも日没は21~22時くらい。北へ行くほど遅くなる。日の出は4時半前後だからとっても1日が長く感じるし、朝から晩まで目一杯遊べる。何より夜の街が怖く感じないのがいい。

スコットランド エディンバラへ
夜のエディンバラ

エディンバラ ウェイヴァリー駅に着いたのは22時前。大きな駅に降り立って、まだうっすら明るい空を嬉しく思った。そして、予約した駅前のゲストハウスに行こうと道路に出て振り返るとライトアップされた時計塔のある古い建物がとてもきれいで、ここ数日滞在したイギリスしか知らないのだけれど、どの街よりとても歴史ある街に思えてとても感動した。

エディンバラは駅を挟んで北側のニュータウンと南側のオールドタウンに分かれていて、ゲストハウスはオールドタウンにある1FがPUBの古い建物だった。

そこから街にでたら建物も道もとにかく古く、夜だったこともあるけれどなんだかタイムスリップしたみたい。

薄明るい古い街並みは怖くはないものの、レストランは軒並み閉まっていて、スーパーで買って簡単に済ませた。エディンバラは、いい街なんだという予感がしていたのだけど翌日昼過ぎには出発したかった私たちは翌朝早くに、友人おすすめのアーサーズシートに軽いハイキングに出かけるためその日は早く寝た。

ドミトリーは満員で、同室の人を起こさないように気を付けて身支度し、朝6時にゲストハウスを出た。前日の夜もそうだったのだけれど、とても寒い。日本だと寒い日の3月くらいの感じ。7月とは思えない。

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オールドタウンに向かう坂道
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オールドタウン

まだとても静かなオールドタウンを抜けて、ホリドール公園の中にあるアーサーズシートの入口に着いた。フットパスの小さな案内板もあり、すでに数人のハイカーやランナーがいて、この街中の丘をそれぞれが楽しんでいるのがよくわかる。

スコットランド エディンバラへ
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アーサーズシートからの眺め

薄曇りで風の強い朝、丘の上に立つとエディンバラの街が見渡せ、遠くには海も見える。

いよいよフットパスの旅が始まり、歩けたことが嬉しかったし、眼下に広がるエディンバラの街は自然と歴史ある建物と人々の暮らしが近しいところにあるとてもいい街だと感じた。

カフェで朝食をとった後オールドタウンに向かっていると、青空になってきて益々古い街並みが映える。

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街中から見える景色

観光客で賑わっているエディンバラ城を見学し、スコットランドの歴史や文化を体感しながら、街歩きも楽しんだ。

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エディンバラ城
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エディンバラ城から見る街

約半日のエディンバラ観光は短かったけれど、それでもこの街の感じが私たちはとても気に入り、来てよかったねとまた来たいねという会話を繰り返したのだった。

バスセンターからスコットランド最大の人口の大都市グラスゴー行きのコーチという長距離バスに乗り、そこで乗り換えて目的地のフォートウィリアムに向かうことにした。

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グラスゴー乗り換えたコーチは、イギリス最大の湖ローモンド湖を通り、どこまでも広がる緑の中で、スコットランドがこんなにも大自然の国だということを知り、途中コーチに乗ってくる大型ザックを背負ったハイカーを見るたび、このエリアを歩きたいなと思いながら揺られていた。

そして約4時間の長旅でたどり着いたフォートウィリアムは想像以上にアウトドアの街だったのだ。

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