カシオのプロトレックスマートに心拍数計測が追加になり日常使いが楽しくなりました。更にスマホとの連動が他社のトレーニング向け時計とは違い、WearOSで動作しているため、アプリによる通知はもちろん、スケジュール、電話、音楽、ウォッチフェイスと登山、ランニング、日常と場所を選ばず便利に楽しめるよさがあります。今回はその中でも特に気に入っているカシオのプロトレックスマート「WSD-F21HR」の機能を紹介していきたいと思います。
おすすめポイント
- 心拍数を測定できる
- 地図の情報が綺麗に確認できる
- グラフィカルな情報確認
- 大きさとは裏腹の軽量性
商品概要
ブランド | プロトレックスマート |
商品名 | WSD-F21HR |
商品説明 | 心拍計測機能と連動したウオッチフェイスを搭載。 内蔵の加速度センサーが働き(歩く/走る/自転車)を感知すると、自動で計測をスタート。 |
価格 | ¥61,600(税込) |
重量 | 81g |
ケース直径 | 5.8cm |
ケース厚 | 16.8cm |
耐水圧 | 50m |
管理人の評価レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★☆ |
軽量性 | ★★★★★ |
機能性 | ★★★★☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
プロトレックスマートシリーズ初の心拍計
プロトレックスマート「WSD-F21HR」の心拍計測は、手首にLED光を照射し計測する光学式センサーを採用しています。新たに心拍の状態がわかる「ハートレート」というウォッチフェイスが加わり、1日の心拍状態を24時間前から現在に至るまでをグラフィカルな情報で把握することができます。
通常時、いわゆる運動をしていないときには、時計の外周に過去24時間の心拍の状態が、色と棒グラフの組み合わせで表示され、何時ごろにどれぐらいの心拍状態だったかを瞬時に確認できます。運動をしていないときに心拍が上がっていたら「あれ?健康状態に問題あるのかなあ」と懸念を感じることができそうです。医療器具ではないので、あくまで目安としてですが。
運動時には自動で計測画面に切替わり、心拍ゾーンを5段階のメーターで表示してくれます。画面の上部には心拍数、中部には時間、下部には燃焼カロリーという表示がデフォルトで設定されており、これは好みによって表示項目と位置の変更が可能です。
また「カラー表示オートOFF」でバッテリーのもちをより長く保つことができます。非操作時にはモノクロ液晶に自動切替されますが、カラー表示時に確認したい項目をモノクロバージョンとして表示・確認ができるので、使い勝手がよく設計されています。
この「カラー表示オートOFF」の設定で、GPS+心拍センサー使用でバッテリーもちが最大20時間なので、日帰りでトレイルランやランニングを楽しむのには、途中の充電なしで使い続けることができます。
プロトレックスマートの地図を見ながらランニング
トレーニングのために行っているロードランニングをもっと楽しいものにする機能が備わっているのもプロトレックスマート「WSD-F21HR」の特徴の1つです。プロトレックスマートシリーズの機能の1つに、多種多様な地図を時計の画面で確認できる点があります。右上のボタン1つだけで地図と現在地を確認できるので、旅先や、初めてのコースでも道に迷うことなく安心してランニングを楽しめます。
またGPSのログデータを取り込んで、過去走ったルートや、友人のランニングルート、YAMAPなどのアプリを使って知ることのできるルートを取り込んで、プロトレックスマートの地図に表示させることができます。表示させたルートを走ると、走ったルート部分のみ心拍の色で塗られていく、視覚的に面白い機能となっています。
プロトレックスマートに標準でインストールされているアクティビティアプリを使用すれば、走ったルートや計測したデータを保存し、Googleドライブに自動保存されます。またGoogleカレンダーで履歴を振り返ることも可能です。
アクティビティアプリはランニング、トレイルランニングといったアクティビィティ以外にも海遊び、川遊びなど多種多様なスポーツを選択することができ、様々なデータをリアルタイムで知ることができます。地図情報で現在地、その他情報で自分の体の状態を確認するというような使い方が時計1つで可能です。
プロトレックスマートで音楽を楽しむ
トレーニング目的で広い公道をランニングするときは、音楽を聴きながら気持ちを高めて励むこともしばしばあります。そうするとスマホを持ち歩くことを今までは強いられていたのですが、プロトレックスマートを使うようになってからは、時計とBluetoothのヘッドフォンがあれば音楽を楽しめるので、荷物を軽くしてランニングが楽しめます。
音楽を楽しむ為の準備はGoogle Play Musicにパソコンから音楽データをアップロードしておいて、WiFiの接続環境でプロトレックスマートをインターネットにつなぎ、音楽データを時計にダウンロードします。こうすることで、どこでも音楽の再生が可能になります。
WearOSの搭載によりGoogleアシスタント、Google Fit、Google翻訳など、様々なサービスをプロトレックスマートと連携して使用することができ、日常がもっと便利になり、それが日々更新されていくのは、プロトレックスマートならではの良さだと感じています。
プロトレックスマートを登山で使用する
前回プロトレックスマート「WSD-F21HR」の紹介では登山中の利用シーンにフォーカスをあてて紹介しました。この記事では登山シーンにおけるプロトレックスマートを使った心拍計測の利便性や、プロトレックスマートシリーズでグラフィカルに確認できる高度、気圧、コンパスなどのツール機能など、リスクヘッジにつながる登山用時計としての必要性を感じ取ってもらえるかと思います。詳しくは以下の記事を確認頂ければと思います。
これからのスマートウォッチは登山だけ、トレイルランニングだけという使い方ではなく、プロトレックスマート「WSD-F21HR」のように、様々な使い方が楽しめるスマートウォッチというのが主流になっていくのかもと可能性を感じました。