神奈川県の丹沢主脈の一つ、大倉尾根。その傾斜がきついことから、通称バカ尾根。
その代表的なポイントの塔ノ岳。そのちょっと下の麓にあるのが花立山荘だ。
オーナーは高橋守さん。体つきはしっかりしていて、笑顔が素敵な、山小屋のオヤジを地で描いたような人。高橋さんは、かつて山岳縦走競技の神奈川県代表の選手。その経歴を知る方は多い。今でも歩荷 (山荘などに必要な荷物を背負い、運ぶ登山)で、40kg以上の荷物をほぼ毎週末、担いで登っている。
花立山荘の魅力の一つに、料理や飲み物がバラエティー豊かなことが上げられる。
清涼飲料水はもちろん、缶ビール、お酒、挽き立て珈琲、甘酒、お汁粉、ホットココア、レモン酒など、かなり豊富。
料理は月見うどん、豚汁、ラーメン、味噌田楽、ところてんとこれまたメニュー豊富。夏には地元秦野名水で作った氷を削り出したカキ氷が大人気。今冬は、季節限定の「なら茸うどん」がおすすめだ。
ちなみに、豚汁などの味噌は既製品を使わずに、自家製を使うこだわりよう。
食事付きのお泊まりになると、家庭的な夕食朝食にありつける。高橋さんならではの、季節折々にこだわった料理を味わえ、特に、夜は宿泊者への料理提供が終わると、スタッフの方も食事 (飲み会?)が繰り広げられ、宿泊者と談笑しながら楽しい楽しい宴に。
山荘の二階は寝室(個室)がふた部屋と大広間があり、一階には大広間の寝室と食堂がある。概ねの最大宿泊者数は30人程度。
景色が素晴らしいのも人気の秘密。富士山、箱根、駿河湾などを一望でき、夜景や朝焼けも圧巻の一言だ。
高橋さんが花立山荘を経営するようになり、2020年で30周年を迎える。
これからも丹沢を精力的に盛り上げてくれそうな、花立山荘。
ぜひとも一度、いや、度々訪れてみてはいかがだろうか。
花立山荘公式サイト
なお、ブログ更新が滞っているのは、ログインパスワードを忘れたため(汗)
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