就寝用のマットはクライミットを愛用していて、快適さ、重さを天秤にかけて使い分けをしています。
クライミット「イナーシャ・オゾン」
赤いほうがクライミットの「イナーシャ・オゾン」というもので、ピロウxという枕と一体になっている足までをカバーしてくれるもの。これは例えば1泊2日のファストパッキングで、夜しっかり寝て、快適に過ごしながら山を楽しむような時に持っていくマットで、重量は350グラム弱、小さい方のマットと比べると重量感はある方。
クライミット「イナーシャX ライト」
このマットはクライミットの「イナーシャX ライト」というもので、お尻ぐらいまでをカバーしてくれる軽量を重視したマットで、荷物を削ってスピードを出すレースのようなシチュエーションに携帯するマットです。
重量は180グラム弱でとっても軽く、肉抜きされているからすぐに膨らませることができるし、逆に空気を抜くのも簡単で、直ぐに畳めてパッキングも楽というのがいいところ。
クライミットの肉抜きされたマット形状
これらのマットはどちらも肉抜きされているウルトラライト向けのマットなんだけど、寝心地を疎かにしていないところが素晴らしいと思う。
膨らますとわかるんだけど、身体の内側と外側で凹凸になっていて体をホールドしてくれるので、ずれずに寝れる。軽いのに快適性があるというバランスが素晴らしいと感じてます。
また、このマットは寝袋の中に入れれば、より保温効果も上がるんです。ダウンは厚みがあることで保温力が高まる特性があることから、肉抜きされた部分でダウンのカサがうまれるんですね。環境に応じて使い方を工夫してみるといいと思います。