トレランやファストパッキングで履いているアルトラのローンピーク2.5で、2015年に出た新しいモデル。1.0,2.0とバージョンが上がってより良くなってます。
アルトラシューズの特徴
アルトラっていうシューズは独特の形をしていて足指周りを包み込む部分の靴の幅が広くなっていて、細く横から締め付けられるような事無く、足指部分が自然に広がり、リラックスする事ができるように出来てます。
アルトラのシューズのコンセプトはナチュラルランニングで、人間が元々もっている足裏のクッション機能をちゃんと使って走りましょうというもの。
人間の足って土踏まずがあって、正面からみるとアーチを作っていて、自然とクッションを利かせてるんです。また着地したときに指が開いて安定させる。
これをガチガチにサポートしていると、開かない状態で走ってることになります。靴のクッションに頼るのもいいけど、アルトラは人間のもともと持っている足のクッションを使えるようにしていきましょうというものです。
トレランシューズの良し悪し
靴のクッションに頼るのはそれはそれで凄く楽だし、長いレースになると全然疲れが出にくいし、あれはあれで最高ですね。例えばHOKAはクッション性が抜群で、ソールもロッカーしてるから、踵から転がして走ると凄い楽で、足の疲れを温存しながら先に進める。アルトラのローンピーク2.5はそれに比べて自分で前に進まなくちゃいけないから、その分筋力を使うっていう違いがあります。
アルトラを履いている時は、足を広げて、足の裏全体を使うように意識して走れるというのがよいと思ってます。
雨が降ってしまったときは濡れても仕方がないという考えで、日数を使うときは濡れた靴下を絞って、次の日まで乾かないけど湿った靴下とシューズで走り続けるという風にしています。靴擦れが怖いけど、その場合は防水ソックスや防水性の靴を選ぶなど選択肢は幾つか存在します。