僕のファーストエイド、エマージェンシーキットですが、トレランのレースの時には重いを理由で減らすものもあるけど、基本持っていくものは決まってます。それと虫刺されの可能性が高くなる夏場限定で持っていくものもあって、シチュエーションと季節で選んでます。自分だけの為じゃなくて、誰か困ってる人含めて、こういうのは全員の人が持ち歩いたほうがいいと思ってます。
ファーストエイドを1つ1つ紹介
写真左上は止血用のシートで瑞光のヘモスタパッド
上から傷にあてた後、テープを巻いたり、包帯を巻いたりして使うんだけど、ちゃんと血が止まって凄い使えるなあと感じてるもの。血を止めるときは絶対これを使っていて、僕の場合は軽い傷であれば、3分ぐらいの圧迫で抑えておけば、おおよそ血が止まります。
使い方は傷口を水で洗って、そのあと上から傷口にあわせて切って、血がとまるまでは1日ごとに新しいものに変えてあげる。血が止まったら湿潤治療としてキズパワーパッドを使用するけど、家に戻ってから使うものなので持ち歩きはしてないです。
山じゃなくても、子供と出かけたりする時にも持ち歩いた方がいいと思っていて、皆にお勧めしたいです。薬局で売っていなかったりするので、アマゾンで購入してます。
傷補修用のファーストエイド
写真左中はハサミと包帯
ハサミは傷口の大きさによってシートを切ったり、包帯はそのシートを巻いたりする時に使うもの。
写真左下はテーピングと絆創膏
絆創膏は止血用テーピングまで必要の無い軽い傷の保護に使うもの。テーピングはニチバンの非伸縮性の白いテープを使っていて、例えば骨折した時には添え木をして巻いて固定したり、捻挫の時は足首を固定する時に使えます。応用編では、靴紐が切れちゃったという時にテープを切ってこよりにして紐の代替にしたり、靴が破れたとかであればグルグル巻きにして使うとか、色々と使えるから重宝しています。
写真右上は痛み止め
痛み止めは、自分が使うというよりは、誰かの為にを想定していて、例えば大きな怪我で動けなくなってしまっている人をみつけて、その人が救援がくるまでの何時間かを待たなくちゃいけない時に飲んでもらって自力で少し歩いてもらって、救助できる所まで連れて行くといったような場合に役に立つと考えてます。
(※処方薬の場合の譲渡は、さまざまなリスクを招きます。)
大会とかで、痛み止め飲んで走るっていうことは絶対やっちゃいけないですね。昔飲んだ事があるけど、びっくりする程痛みが消えちゃう。痛みって体からの危険信号だから、それを消して走ってしまうと凄い負荷をかけている事になるから、それこそ大げさじゃなくて将来走れなくなる事だってあると思う。
写真右下は防水パッド
防水パッドは傷の防水の為に使うもの。
三角巾
三角巾は使い方が色々あって、持ち歩くようにしてます。
ハッカ油
ハッカ油は虫除けで、通常の虫除けではブヨ対策にはならないので、これを愛用してます。トレランで走るときは、走っている最中に噛まれる事はあまり無いので、持っていかないです。
ポイズンリムーバー
ポイズンリムーバーは、例えばブヨに刺された時に、痒いなあと思って肌をみたら刺された後を見つけて、それからこれを使って毒を吸い出す。僕はブヨに刺されると凄く腫れてしまう体質なんだけど、これで吸っておくと腫れっぷりが全然違う。蛇や蜂でも使えるし、凄く役立つものです。これもハッカ油と同様に時と場合で持っていくかを考えます。
ムヒアルファEX
ムヒアルファEXは市販の虫刺されの薬の中では、僕の場合には一番効くかなと思っていて使ってます。ブヨにやられた時に塗っておくと、その後の腫れが全然違うので塗るように心がけてます。
マルチツール
マルチツールはファストパッキングで荷物重くてもいいかな、という時には持っていくもので、ナイフ、ハサミ、マイナスドライバーなど、何かあった時に使えるから念のために携帯しています。例えば冬場だとスキーの金具が緩んでいると感じた時にしめたり、自転車を使ってライドをする時にブレーキなどを調整したり、ワイン飲む時にコルクを抜くなど、思いつくだけでも色々と使えます。
ガストーチ
ガストーチはお湯を沸かしたりする時に簡単に火を付けれるからこれを愛用してます。
紹介したファーストエイドやエマージェンシーキットは、あまり実際には使った事がないです。使わないようにすることがベストであって、でももし何かあった時に命を助ける役割を果たしてくれるから必要最低限持っていくべきものですね。