自転車のメンテナンス工具は、普段のメッセンジャーの時も、自転車キャンプの時も持っていないと不安になるぐらいに重要、必須アイテムです。
パンクした時、空気が少ない時、ネジが緩んで調子が悪い時、いずれもこの工具がないと何にもできないので、必ず持ち歩いています。
これはパンク修理用につかうレバー。タイヤのゴムの淵に差し込んで「クイッ」とテコの原理で中のチューブを取り出します。持ち歩いている道具類とのサイズ感もバッチリで気に入ってます。
パンクって大体、チューブに強い衝撃があたって穴が空くんですけど、取り出したチューブのどこに穴が空いているのか探って、見つけたらこれで塞ぎます。これを貼ることで、穴が空いていない状態と同じようなところまで戻せちゃいます。
これらパンクの修理に使っている道具はどちらも「KNOG.(ノグ)」っていうブランドのもので、メッセンジャーの世界戦でオーストラリアに行った時に、宿がなくて、見つけた宿のオーナーに無理やり頼み込んで泊めてもらったんですが、そこで出会った現地の人が、「おまえ面白いヤツだから、これやるよ」って言ってもらったのが、このノグのパッチのセットで、なんか思い出深いです。
その他には、チューブ、空気入れ、潤滑油、六角レンチ、スパナで、自転車用ファーストエイドというような役割のものです。メッセンジャーやってる人は、大体これくらいの道具は持ち歩いていると思います。
結局歩くんじゃないから、少しぐらい重くても構わないし気にならない。それよりも何かあった時に困るのが怖いから、気持ちに余裕を持たせたい為にもメンテナンス工具は大事です。