自転車キャンプに行くときに、キャンプ装備を入れておくバッグは全部で3種類で、1つ目は自転車のフレームに付けるバッグ、2つ目にサドルの後ろに固定するバッグ、3つ目は背負うザッグという具合で、バッグの大きさにあわせて入れる装備を考えています。
1つ目のフレームに取り付けるバッグはハンドメイドのもので、むかし東京でメッセンジャーをやっていた人が、オーダーを受けて作っていたんです。僕が知り合ったときに、彼は「これから北海道へと自転車の旅に出る」というタイミングで、その前にこのバッグを作ってくれたという思い出があります。決して軽いというものではないんですけど、お守り変わりというか、ゲン担ぎとして、どうしてもこれだけは持って行きたいという思いが強くて、どこに行くにもこれは引き連れています。
フレームバッグには小物をメインに収めているという具合で、頭の中を整理しています。
2つ目のサドルの後ろに固定するバッグには寝袋だけを入れています。寝袋はグラナイトギアのコンプレッサーでパッキングして、余計な空気を抜いて圧縮して収納しています。
3つ目の背負うザッグもメッセンジャーの人のハンドメイド品なのですが、これには残ったヘネシーハンモックと着替えなどの衣類、それと食料を入れてというようにしています。