足回りの必需品としてソックスがあげられると思うんですが、僕はRLソックスというのを使っています。このソックスの特徴としては左右非対称の立体成形を施しているソックスというところです。
キャラバンRLソックスの特徴
左右非対称のソックスは他のメーカーでも市販されているんですけど、これは足の形状にあわせて立体になっているというのが違いなんです。親指の部分にはマチが付いていて膨らみがある。そのため対称となる小指側は高さが抑えられた形状になっています。
通常の靴下ですと親指の方で突っ張って、小指のほうが弛むといったことが起きますが、靴下が足の形状になっている事で、履いた時の靴下のズレがそもそも少なくて済むようになります。その分、靴を履いた時のフィット感、一体感というのも向上します。
キャラバンRLソックスの素材
メリノウール、HGナイロン、ドラロン、アウトラストといった様々な素材を上手に組み合わせることで、特徴を出していたり、生地が厚いものから薄いものまでバリエーションもあるので、アクティビティの違い、季節などの使い分けも出来るようになっているので助かってます。
靴で摺れやすい部分は補強を強めていて、ナイロン、ポリエステル糸を採用していたり、裏全体がパイル織りになっているので、足を入れたときのクッション性が優れているなど、山のアクティビティに適した作りを徹底しています。
丁寧な縫製がウリのソックス
このRLソックスはMade in JAPAN(日本製)なんですが、日本人の足にあわせて作ってあるという事や、日本の昔ながらの丁寧な縫製技術が組まれているという安心感もあって、その意義は大きいなと感じています。
安い靴下は1,000円以内でも手に入りますが、アウトドア専用となると2,000円近く、それこそ倍ぐらいの差が出てきます。その違いってなんなの?同じソックスでしょ?というのが一般的な考え方だと思うんです。でも実際に履いてみて、使い続ければ、その違いはやっぱり出てくると思うんです。最初から良いものを履いてもらうことが理想なんですけど、そうでなくとも、是非情報としてはアウトドア専用の靴下の良さ、その特徴は知っていてもらいたいと感じています。
ブランドものだから高いというのではなく、シビアな環境に耐え、長く使い続けられる良さ、結果環境保護にもつながるという、アウトドアアイテムの良さを、こういった靴下ぐらいから知ってもらえると嬉しいです。