山に入るとなんでこんなにお酒が美味しく感じるんだろう。お酒のおつまみを、持ってきたクッカーを使って調理するのもとても楽しい時間だ。僕が山でおつまみを作るときに重視しているのは、「美味しくて」「簡単」そして「栄養も補える」。重さや嵩張りはちょっとだけ気にする。
今回紹介するのは、どんなお酒でもばっちり合って、空腹感も満たしてくれる、そんなおつまみ「ジャーマン長いも」だ。
山ごはん『ジャーマン長いも』持っていくもの
・長いも:10センチ程度(一緒に行く山仲間、調理するクッカーで調整)
・ベーコン:3,4枚
・塩:少々
・コショウ:少々
・しょうゆ:適量
・油:適量
長いもはヒゲを火で炙っておき、適当な大きさに切って新聞紙にくるんで持っていく。
ベーコンは比較的暖かな山旅でも腐る心配が少なく安心して持ち運びができる。猛暑だったら缶詰のスパムに変えたりと臨機応変に対応している。いつの季節でも凍らせてジップロックに入れて持っていく。
山ごはん『ジャーマン長いも』レシピ
テント場についたら長いもは適当な大きさに切る。僕の場合は一口大。
同様にベーコンも1センチ幅ぐらいに切る。
油を入れてまずはベーコンを炒める。ベーコンから少し油が出てきたな、と感じたら長いもを投入。
長いもが焦げ付かないように、火を弱めにしてホクホクになるまでゆっくり炒める。長いもが透明になってきたら柔らかくなった証拠。少し焦げ付きが気になったら油を足す。
最後に塩、コショウで味を調え、火を止める寸前にしょうゆを回しかけて出来上がり。長いもは満腹感を感じさせてくれるので、このおつまみは最初に作ってお腹を満たすことが多いかな。
山のおつまみレシピ100
僕がよく利用しているレシピ本。今回紹介したレシピもこの書籍で紹介されているもの。なるほどと思わされるレシピが盛りだくさんでとってもおすすめ。手の込んだ同様の料理よりも、この書籍で紹介されているレシピの方が美味しかったりするから面白い。