冬山を登るときに使っている登山靴はスポルティバのネパールエクストリームです。今はネパールエボリューションという名前で後継モデルが出てます。
ネパールエクストリームとの出会い
スイスでガイドをしていた時に、フランスのシャモニーという登山基地の町に行くときがあって、その街のスネルスポーツというアウトドアショップがあったんです。そこに北壁に名前の残るルートをもっている神田さんという方がいらっしゃって、この方に「マッターホルンに登りたいんだけど、どんな登山靴が良いか?」と尋ねて、「どうせ後からもっといいものっていうように欲しくなるんだから、いいの買っておけ」ってアドバイスをもらって買ったのがこの登山靴なんです。
マッターホルンの登山でも安心な登山靴
それまではマインドル、ローバー、ハンワグのアイゼンを付けないタイプの登山靴を主に使ってトランピング(トレッキングの事で、ニュージランドでの呼称)をしていたんです。そんな中、このシューズと出会って、はじめて足を入れた時に、「うわあ~凄いフィット感!」という感じが第一印象でした。
スイスでガイドの仕事をしている時は、マッターホルンがある街に住んでいたんです。だったら登りたいなあって思って、まず必要なものを考えたときに登山靴は絶対買わなくちゃと思って探し始めたんです。それからは冬山を登るときには、このシューズを使い続けていて、一度ソールも張り替えて使い続けてます。
冬山になると登山靴は、暖かく、足首の固定がしっかりしてきます。そうすると3シーズンのモデルより、重たいし、足首が硬いし、ガッチリ決まる感じになってきます。