大学生の時、北海道の秀岳荘っていうアウトドアショップで働いていたんです。当時は冬でもスニーカーとか、ダナーのブーツを履いていて、アウトドアに特化したブーツは、それまでファッションを重視したお店では目にしてなかったんで知らなかったんです。それが秀岳荘で働き始めると、ソレルのカリブーを履いて来店する人が結構な割合でいたんです。「なんだ?このゴツイ靴は。格好いいのか?」って気になったのが最初の出会いです。
ソレルのカリブーの暖かさに驚く
そんな出会いの後、ちょっと試しに履いてみようと足を通したら、「うわ、暖かい・・・なんで俺は冬にスニーカーやブーツで過ごしてたんだろう・・・」って自分を疑うほどに心地よかったんです。「これがあれば最強じゃん!」ぐらいまで衝撃的な出会いでした。
購入して履くようになってからは、雪が積もってもよけずにそのまま歩いていける4WD的な存在で、北海道のような雪国では日常的に使えるんです。例えば雪かき、犬の散歩、スキーに行くとき、冬のアクティビティでとオールラウンドで、使用機会は多かったです。
ソレルのカリブーの暖かさの秘密
ソレルのカリブーで使われているフエルトには厚さがあって、加えてソールも分厚くー40度まで耐えうるという強靭さがウリです。他のメーカではダウンをつかったウィンターシューズもありますが、あれはあれで軽くて歩きやすくて魅力的なんだけど、冬の北海道のような環境で長時間外にいるときには、圧倒的にこちらのほうが暖かいです。写真家の人でも使ってる人が多くて、カリブーはソレルのウィンターブーツの中では定番モデルという印象が強いです。
インナーのフエルト部分は取り外しが出来るので、濡れたら室内で陰干ししてあげて乾燥もできるし、換えもあるのでヘタってきたら交換もできます。僕は10年ぐらい使ってますが、まだ変えてないですね。
北海道で例えば冬場スキーを楽しみに小屋を利用すると、玄関にソレルのカリブーだらけで、「あれ?どれが自分のソレルだっけ?」ってなることが多いんです。僕が持っているカリブーが定番の色だから迷っちゃうことがあります。「こんなに汚くなかったよな」って見て自分のを探し当ててましたね。(笑