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エクスペド ライトニング45 腰加重OKな軽量バックパック

エクスペド ライトニング45 腰加重OKな軽量バックパック

私が愛用しているバックパックはエクスペドのバックパックでライトニング45というモデルです。1気質のシンプルな作りでテントも入れてギュウギュウにして、ギリギリ閉まるぐらいでいつも持っていってます。バックパックの広範囲をコンプレッションできるので、小さくして荷物を持ち運ぶ事ができます。上部はロールトップになっていて、雨蓋がないシンプルな作りで、何よりも軽いんです。

バックパックの重さを感じた辛い出来事

大きなバックパック

もともとテント用で使うバックパックは別のメーカーのものを使っていて、凄く安定しているし特に不満もなく使っていたんですけど、ある時登山中に膝を壊したんです。

それは3泊予定の山行で荷物も多かったんです。富山県の折立から登って雲ノ平方面まで歩いていく中、8人ぐらいの集団に出会って「お姉さん1人で来てるんですか?」って始まって、色々話していくうちに自然と一緒に行動しているような格好になったんです。

薬師岳の麓にある太郎平

折立の登山口から登って、薬師岳の麓にある太郎平に宿泊しようと思ってたんですけど、集団グループは「今日雲ノ平まで行っちゃいますよ」っていう事で、彼らの行動に触発されて「じゃあ私も一緒に行こうかな」って思って行動を共にしたんです。

薬師沢小屋

ここのルート、薬師沢小屋まで下って雲ノ平まで登るっていう、高低差のある登山道なんですけど、そこで雷雨に遭遇したんです。雷雨にあうのは初めてで凄く萎縮しちゃって怖くなって、薬師沢までの下りを急ぎ足で駆け下りたんですね。そうしたら膝を痛めちゃって、薬師沢小屋あたりでは晴天に恵まれたんですけど、痛いなあっていう違和感が残ったんです。

この痛い思いをキッカケに重たいのが心底嫌になったんです。その時使っていたバックパックが2.7キロで大型バックパックで言えば平均的な重さだし、フレームもしっかりして腰加重もできるものだったんです。でも「何かもっと軽くていいものがないかなあ」と思っていてさかいやスポーツで相談したんです。

軽量のバックパックを選ぶ時の注意点

エクスペドのバックパック「ライトニング45」

さかいやのスタッフの方は、「基本的に縦走して重いものを背負うときは、しっかりしたバックパックがいいんだけどね」という軽いバックパック反対派だったんです。でもこれは軽いバックパックなんだけど唯一T字型にショルダースタビライザー部分とセンターにフレームが入っているモデルで、腰加重ができるものだったんです。

エクスペドのバックパック「ライトニング45」

重さは1キロで「今まで使用していたものよりも1.7キロも軽くなる…ということは、いつも持っていく水2リットル分ほどの重さがほぼ無くなっちゃうんだ」と思ったら「これいいなあ!」って購入したんです。本当は個人的なデザインの好みとして、グラナイトギアのバックパックが良かったんです。でも重さや腰加重ができる点、それと青色が好きで「このエクスペドのバックパックを持っている人は少ないだろう」っていう個性的な点が好きになって、これに決めたんです。

さかいやのスタッフの方には「長期縦走には向かないよ。テントをデポして空身で行くような登山だったらいいけど」という念押しはされたんですけど、もともと重い荷物を背負って様々な山歩きを経験していて。だから体は出来ている方だと思っているので、違和感なく使い続けてます。それでも長期縦走では流石に中に入れる荷物も多く重くなるので、最大でも2泊。よく行うプランではベースキャンプを決めちゃって、そこから山に登って戻ってくるというような場合に使うことが多いです。

1泊2日の荷物にちょうどいいバックパック

私の登山スタイル

私はサラリーマンをしていて、登山ってなると週末を使って行く事が多くて。そうすると1泊2日が一番多いんです。だからとっても出番が多いバックパックになるんですね。だけど雪山だと必然的に荷物が多くなるし、寒いからパッキングを雑に行う場面も多くなるので、冬山では別のバックパックを使用しています。

エクスペド ライトニング45の特徴

エクスペドのバックパック「ライトニング45」

軽い分ホールド感は損なわれていると思うし、フレーム、ショルダーとパッドも薄くなっているので緩衝も弱いです。また背面パッドもないので、パッキングを上手に行わないとゴツゴツしたものが背中にあたって痛くなるっていうことが生じちゃいます。だから上手に扱って、こういうクセも含めて自分にあっているかを考える事が大事だと思います。

自分に合ったエクスペド ライトニング45

エクスペドのバックパック「ライトニング45」

1人で登山をすることが多いので、誰かに「これとって」とお願いすることが出来ないのでサイドポケットが大きいのも好きなところなんです。バックパックを降ろさずに身の回りの事が出来る。このサイドポケットに加えてマックパックのドリンクホルダーを前面のショルダー部分に取り付けて、行動食やペットボトル、日焼け止めやタオルといった移動中に使うものを入れて歩いてます。

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