百尋の滝 子供とハイキング

小学生3年生になった息子と息子の友達3人、合計4人の少年とそのお父さんで向かった先は奥多摩にある百尋の滝。トレーニングの為によく足を運んでいた川苔山へ向かう途中にあるこの滝は、滝までのゆったりとした渓流含め「子供を連れてきたら楽しいだろうなあ」と考えていたところだ。

今回はハイキングに興味のありそうなパパに声をかけて4家族、合計8人でそんな渓流&滝に癒しを求めて出かけた。

奥多摩百尋の滝へ向かう子供たち

百尋の滝 子供とハイキング
百尋の滝 子供とハイキング

朝6時に待ち合わせをし、新宿から乗り換えなしで直接奥多摩に到着してくれる「ホリデー快速おくたま」に乗り込む。早起きにも関わらず「友達と一緒」というだけで少年たちの目は活き活きしていた。その後奥多摩駅からバスにゆられて約20分で川乗橋に到着。

ハイキングの半分は舗装された林道を歩く。周りに覆う木々や、川のせせらぎを楽しむ大人に対して子供は「川、まだあ?」「つまんない」と文句を言う。パパ達は「カメラ勝負だ」とか「虫探しだ」とか色々提案しながらゆっくりと奥へと進む。

登山道へ入り水と戯れる子供

百尋の滝 子供とハイキング
百尋の滝 子供とハイキング

おおよそ1時間30分という通常タイムを超え、2時間ほどをかけて登山道に入る細倉橋に到着。登山道に入り、ほどなく現れる渓流縁で休憩をとる。川に流れる冷たい水を触ってキャッキャッと騒いだり、お菓子をみんなで交換したりと楽しんでいた。

 

百尋の滝 子供とハイキング
百尋の滝 子供とハイキング

休憩を20分ほど取り「さあ、お腹もすいたし滝に向かおう!」という掛け声と共に、渓流沿いを山奥へと向かう。大人を先頭に地図を見ながら、とにかくゆっくりと登山道を歩く。「取っ手のない木の橋を歩くだけでも新鮮なんだろうなあ」と最後尾を歩き、子供たちをみて、僕はほんわかしていた。

奥多摩百尋の滝に近づき鼓舞する大人

百尋の滝 子供とハイキング
百尋の滝 子供とハイキング

徐々に疲れが出て、体力のあるなしでも子供達に歩みに差が出始めた。大人、子供、大人、子供と陣営を変えて歩きながら、前を行く子供からは「頑張れー!」と後ろに声がかかる。遅れをとっていた息子の友達から後から聞いた話だが「頑張れ!って声をかけてくれたり、友達と一緒だったから、僕は滝まで歩けたんだと思う」と言っていた。なんだか感動的だった。

あとちょっとで滝、というところから勾配がきつくなる。まるで「お前たち、滝にはくるな」と言われているようなキツイ勾配だ。

ようやく辿り着いた百尋の滝

百尋の滝 子供とハイキング

おおよそ3時間をかけてようやく百尋の滝に到着。多くの登山客に抜かされて、皆さんは既に川乗山方面へ。比較的滝の周りは空いており、これだったら周りに迷惑をかける心配もなさそうだな、と胸を撫で下ろす。

 

百尋の滝 子供とハイキング

百尋の滝 子供とハイキング

到着して早々、子供たちは「滝、すげえ~」と言いながら滝近くまで足を運ぶ。「あ~あいつ転んで服濡らすな」と息子を見ながら、ボソッとパパが発言した瞬間に、見事的中。その息子は尻餅をついてビチョビチョ。皆に笑われる。

そんな笑いに包まれて、持ってきたカップラーメンとおにぎりに舌鼓。ラーメンを食べているとアブやハエが体に集り、それにビビる子供たち。特に我が息子は「ギャー、ワー」言いながらビビッていた。何も助けず「ざまあ、みろ」と思っていた僕は冷たいだろうか・・・。

 

百尋の滝 子供とハイキング
百尋の滝 子供とハイキング

食べ終わったら水着に着替え、いざ滝つぼへ。水の冷たさに負けてそそくさと退散。かわいいもんだ。

百尋の滝に勝負を挑む子供たち

百尋の滝 子供とハイキング
百尋の滝 子供とハイキング

滝に向かって「このやろー」とか、水を蹴って「つめてぇー」とか、滝つぼを覗いて「魚っぽいのいたー」と騒ぎ立てる。あ~そういえば、俺も小学生の頃ってこんなだったなあと、なんだか笑えてしまう。

百尋の滝 子供とハイキング
百尋の滝 子供とハイキング

お決まりの様に水しぶきをあげて、大人たちを濡らそうとしたり、昆虫や魚を探したりと自由に遊ぶ。

百尋の滝 子供とハイキング
百尋の滝 子供とハイキング

チームを作り出して水かけ対決をしようものなら、パパ達はカメラを向ける。そうして「ママ、息子は山奥でも元気だよ」とLINEをする。

百尋の滝の云われ

百尋の滝 子供とハイキング

こんな風に長く百尋の滝に留まったのは初めてだが、改めてみても雄大だ。尋という単位は昔日本で使われた単位のようで、メートルに置き換えると1.818メートルということ。これに百をかけると181.8メートルになるわけだが、実際は40メートル程ということ。下から眺めて「こりゃ100尋はあるぞい」と言ったかは不明だ。

僕は色んな名瀑をみているけど、こんな風に戯れる事のできる、この滝がとっても好きなのだ。

百尋の滝 子供とハイキング
百尋の滝 子供とハイキング

帰りの下山こそ怪我がないようにと、注意に注意を重ねて、同じ道を戻る。子供は正直なもので、先に楽しみがなくなると、どっと疲れが押し寄せてき、最後には眠る。帰りの電車は行きと違って静かなもので、ゆっくり寝ながら帰った。

おつかれさま少年達。