緑茶には、たくさんの効果効能があります。緑茶に含まれる健康や美容に役立つ成分をあますことなく体に取り入れるために粉末緑茶を使用しています。出涸らしも出ないし、簡単に持ち歩くことができるので重宝しています。
緑茶の成分と効果効能
カテキンは緑茶特有のポリフェノールで、がん予防の働きが期待できます。カテキンは活性酸素を除去する作用があると言われています。また、血中コレステロールを低下させる働きも知られており、緑茶を多く飲む人ほど血中コレステロール値が低いということがわかっています。
二日酔いにカフェイン
カフェインは眠気をすっきりさせるだけでなく、二日酔いにも役立つと言われています。アルコールが体内に入ると、まず肝臓でアセトアルデヒドに分解されます。次に酢酸に分解され、全身の筋肉や脂肪組織で水と二酸化炭素に分解され、体外に排出されるという流れです。
二日酔いのもとは、アセトアルデヒドの分解が不十分であることで、カフェインは、この不十分な分解をサポートする働きが知られています。
睡眠の質改善にテアニン
アミノ酸の一種であるテアニンには、リラックス効果があるといわれています。テアニンについての研究では、摂取後の睡眠に対する満足度が高くなる、という結果があり、起床後のすっきり感が高まり、実際の睡眠時間よりも長く眠っていたと感じる人が統計的にも立証されています。
テアニンはサプリメントでも摂取可能ですが、緑茶からも少量ではありますが摂取できるそうです。玉露はテアニンをたっぷり含んでいます。
美容にも健康にも嬉しいビタミンC・E
緑茶にはビタミンCがたっぷり含まれています。ビタミンCには抗酸化作用があることが知られており、様々な病気の予防に役立つことが考えられます。
老化は酸化と言い換えることが可能で、細胞が酸化することで、シミやシワなどができます。ビタミンEには、その酸化を抑える働きがあると知られており、アンチエイジング効果が高く愛飲されています。酸化は、生活習慣病にも関わりが強く、ビタミンEは、病気の予防、風邪の予防にもつながる成分です。
登山では栄養補給が大事
登山でコーヒーを楽しむ人は多いと思います。しかし僕は緑茶を選択することが多く、登山中の身体に良い結果を及ぼしていると実感しています。
緑茶を飲むようになってからは、皮膚の乾燥が防げ、唇が割れたり、肌がカサカサしてきしむようなことが少なくなりました。
また睡眠もしっかりとれるようになり、縦走登山では1日1日を非常に元気に登山を楽しめるようになり、結果怪我の防止にもつながっていると思います。
登山で楽しむ緑茶
ほっと一息つくのに、緑茶はとっても楽チンで美味しく楽しめます。コーヒーだとどうしても豆を挽いて、粉から淹れてというのが美味しく、それを日常から楽しんでいると、インスタントコーヒーというのがなんとも惨めな味に感じてしまうのですが、緑茶はいつでも美味しく飲むことができます。
コンパクトなサーモスを持ち歩いているので、温めたお湯と粉末緑茶を入れて行動中に飲むことも多いです。また、山の水で緑茶ハイを作って晩酌を楽しむこともできます。温かくも冷たくもお酒を楽しめるのは便利です。
粉末緑茶は色々試しましたが、静岡の掛川にある「わたなべの茶本舗」がとても美味しく、毎回ここの粉末緑茶を購入しています。