バーブパンツという名前の由来
バーブパンツは「verb」と記載するんですが、意味は「動詞」です。動くっていうことを考えてこの名前になったという由来があります。非常にストレッチ性が高くて、肌触りがよいというのが特徴です。これにはフィルムが入っていないので、非常に汗抜けがよく蒸れない、その代り完全防水、完全防風というものではないんですが、目面が細かいので、外からの風もある程度は防いでくれます。
商品概要
ブランド | ザ ノース フェイス |
商品名 | バーブパンツ |
商品説明 | 高いストレッチ性を持ち、トレッキングシーンをオールラウンドにサポートするパンツ。股部分のV字切り替えをなくし、すっきりとしたストレートシルエットのデザイン |
価格 | ¥15,400(税込) |
重量 | 445g |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★☆ |
軽量性 | ★★★☆☆ |
コンパクト性 | ★★★☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
一年中履けるバーブパンツ
バーブパンツは年間通じて使ってます。例えば冬ラッセルがあるんだったらシェルのパンツを上から履くこともあれば、天気のよい春スキーであれば、バーブパンツを履いて登って、そのまま滑ってくるっていうこともあります。寒くなれば下にタイツを履いたりとレイヤリングをしてオールシーズン履いてます。
オールラウンドに使えるバーブパンツ
私は山に関しては色々なスポーツをするんですが、これを履かないスポーツはトレイルランニングぐらいですね。トレイルランニングには履けないという事ではないんですが、短パンを履くことが多いんですね。
ストレッチ性が非常に高いので、スキーの動きにも対応してくれるし、クライミングの時でも使えるし、様々なフィールドで活用できます。マルチピッチになってくると足上げが楽なパンツがよくて、その上、風が出ても防いでくれるし、濡れても乾きも早いし、というのでよく活用してますし、本当オールラウンドに使えるパンツです。
歴史を感じるバーブパンツ
生地がどんどんよくなって新しいものがバーブパンツとして出ていますが、僕が持っているのは初代のものです。アイゼンで引っ掛けて破けたりもしてしまったし、ポケットの部分には接着テープの補強があったんですが、それも取れてしまってますが、買い換えずにずっと使い続けてます。色も今の商品は落ち着いたカラーが主流ですが、雪山にいくと色があったほうが映えるし、視認性もあっていいと思って、私の好きな青というところも気に入って履き続けてます。
ザ・ノース・フェイスというブランド
ストレッチがあるということは生地はどうしても弱くなってしまうんですね。強さというのにも色々な考え方がありますが、これに重点をおくとストレッチ性を犠牲にする必要がでてくる、しかしながらバーブパンツは伸びるということがウリの商品なので、ストレッチ性を兼ね備えた上で強さを出すという進化を続けています。
ザ・ノース・フェイスでは自社でパターンをひいています。型紙を自分たちで起こすことで、履きやすさとか、履いたときのシルエットなどを工夫できるんです。今まで培った膨大な型紙のデータがあるので、ノウハウの蓄積につながっており、そこから新たな商品が生まれ続けてます。
ゴールドウインは1994年にザ・ノース・フェイスの商標を取得し、日本での製品開発を進めています。
ゴールドウインは特にアパレルの物づくりをずっとやってきた歴史のある会社なので、そのノウハウを生かしてザ・ノース・フェイスを作っています。だから日本に出ているアパレルは、アメリカで販売されているものとは異なるんです。ほぼ全てが日本でデザインをし企画をしているんです。
日本で作るザ・ノース・フェイス
ザ・ノース・フェイスはアメリカ発祥の世界ブランドなので、全然違うものをゴールドウイン独自で作ることはせず、マーケティングも、製品作りのポリシーも、フィロソフィーも同じ方向を向いています。それを基本に、日本人の好みやテイストを調整して物づくりをしているんですね。
また日本で開発した素材、アメリカで開発した素材それぞれを綿密に情報共有を行って、それぞれの国の文化にあった商品開発を怠らないようにしているのも特徴です。
ザ・ノース・フェイスはカリフォルニアのブランドで、グローバルブランドとして生きている。一方、日本のザ・ノース・フェイスは、日本の物づくりとグローバルブランドとしての物くりをハイブリットに活かしている。そこが現在ザ・ノース・フェイスが支持されている要因の1つだと私は考えています。
アメリカのアウトドアブランドというテイストを大事にしていますので、日々アメリカとの綿密な情報共有を行っているんです。