バックカントリースキーは昔からやっていて、ポールは色々使ってきました。私はバックカントリースノーボード、スキーとやっていて、今ではスキーだけなんですが、スノーボードの時は滑りでは使わないんですね。そうするとコンパクトにまとめられるという機能が必要になってくるんです。
雪山に持ち歩いていたポール
スノーボードは25年ぐらい前、ボードをかついでヒマラヤに行ったりもしました。その頃はゼット型ポールって発売されていなかったんです。その頃はポールが伸縮するタイプのものはあったので、それを使っていました。
スキーにおいては上りも下りも必要になってくるので、たためる必要はないなあ、と思ってはいたんです。たためるっていうことは、つなぎ目があることになるので、そこから生じる故障や、不具合などは否めないんですね。だからスキーでは1本ポールを使ってたんです。
ブラックダイヤモンド コンパクターの良さ
ブラックダイアモンドのコンパクターというポールが出たときに「スキーではたためる必要はない」と思いつつも、実際使ってみると、たたむシチュエーションっていうのは、そんなには多くはないけど、やっぱり出てきて。
1本ポールを使用している場合は、ピッケルを使うときにポールが長いままパックにくくりつけなければなりません。結果、パックから鬼のツノのようにポールが2本突き出た状態になります。たためるポールだとその煩わしさがなくなるんです。
ゼットポールは、はじめの数年間はトレッキングポールとしては発売されてたんです。それからスキー用として発売されることになって使うようになりました。
伸縮タイプの多くは、伸ばしたときにバックルが幾つか付くというのが主流だったんですが、このゼットポールは、つなぎ目の部分がみた感じスッキリしていてデザインも良く、たためばコンパクトに収納できるということで、気に入ってます。