日帰り登山時においての山ごはんは、決まってコンビニのおにぎりとカップラーメンでした。それでも山の頂上で食べる山ごはんは格別で、カップラーメンの美味しさに毎度驚きます。
それはそれとして、仲間と登山を楽しむときには、同じ山ごはんを楽しみたいと思っています。料理を作り、ごはんを炊き、お皿にごはんを盛り付けて、皆で一緒に「いただきます」と言って、皆で一緒に「うま~い」と顔を見合わせて喜ぶ時間こそ、登山の醍醐味だと考えています。そんな時に楽しむ定番山ごはんがカレーライスです。
レシピのポイント
- 蓋がお皿にもなる、大きめのクッカーを使う
- 食材を仲間と分担すると軽量化になる
- ダグの焚き火缶は安価で手に入りやすく、カレー作りに最適
定番山ごはん「カレーライス」のステップ(まとめ)
簡単に山ごはん「カレーライス」の作り方ステップをまとめると以下のようになります。
- お米を焚火缶大に入れて水を入れる(10分放置)
- カレーを作る準備をする
- 小腹がすいたので腹ごしらえ
- お米に火を入れて炊飯開始
- 炊飯しながら焚火缶中でカレーを料理
- お米の具合をみて、炊けたら蒸し開始
- カレー完成
- お米をよそってカレーをかけて「いただきま~す」
定番山ごはん「カレーライス」のクッカー
カレーライスを作るときにとっても重宝するのがダグの焚火缶3点セットです。カレー作りに限らず、沢に出かけて焚火で料理をするとき、キャンプでご飯を炊くとき、様々なアウトドアシーンで大活躍のクッカーです。
価格も安価で、ガシガシ使っても気にならない良さも魅力です。
焚火缶大はご飯を炊く炊飯器として活用します。はじめちょろちょろ、中ぱっぱの要領でお米を炊きます。焚火缶を使ったお米の炊き方は以下で紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。
カレーは焚火缶の中で作ります。
焚火缶大の蓋はお米を炊くときに使うので、中の蓋を使って前菜を作るのもおすすめです。
定番山ごはん「カレーライス」の食材
「お米は1人一合」で分担。食材はじゃがいも、たまねぎ、にんじん、魚肉ソーセージを各自事前にスライスしておいて持参するという約束をします。
カレーのルー、しょうが、にんにく、ガラムマサラ、オリーブオイルは、こだわりの調味料として持ち歩いてます。
料理に使うお水はできるだけ山のお水を使います。ない場合はお水を山小屋で買う、もってくるなど手段を検討します。水場があるか、あったとして枯れている心配はないかなど、山小屋のサイトなどで事前に確認は必須です。
定番山ごはん「カレーライス」の作り方
焚火缶大を温めてオリーブオイルを入れて鍋になじませます。サラダ油は絶対に使いません。オメガ6系のリノール酸は、臓器や細胞に最終的にダメージを与える可能性があると考えているので、料理には主原料がはっきりとしている油を使うようにしています。
最初ににんにく、しょうが、ガラムマサラを入れて油と馴染ませ香りをたてます。
各自もってきた野菜を入れて炒めます。根菜から入れて・・という順番もあると思いますが、あまり気にしません。その後水を入れて一煮立ちさせ、ルーを入れたら完成です。
お米はカレーを作る前に火をかけて作る準備をしておくと、カレーが出来上がったタイミングで食べ始めることができます。