今回紹介するテントはNEMOのダガーストーム2Pです。こちらは2人でゆったりと横になれる広さで、約1.5キロという重量。「山岳用テントとして申し分ないスペックをクリアし、更には快適に過ごせてキャンプでもストレスなく使えます」というNEMO提案のオールラウンドテントです。
おすすめポイント
- ゆとりある居住空間
- 入り口、前室共に2つあり2人での使用がしやすい
- キャンプから登山に汎用性のあるデザイン
- 高い強度を誇るシルナイロンを採用
商品概要
ブランド | NEMO |
商品名 | ダガーストーム2P |
商品説明 | 風雨に耐えうる十分な強度とキャンプでもストレスなく使用できるゆとりある居住空間を併せ持ったオールラウンドモデル |
価格 | ¥55,000(税抜) |
就寝人数 | 2人 |
重量 | 1.51kg |
室内サイズ | 127×229×106センチ |
フロア面積 | 2.9㎡ |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★☆☆ |
コンパクト性 | ★★★☆☆ |
設営・撤収時間 | ★★★☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
管理人の評価
2人用のテントとして、入り口が2か所、前室2か所が施されており1.51kgはかなり軽量である。しかしその分テント場では広い面積を必要とするため、混んだテント場では気を使う必要があるだろう。左右に入り口があるというのは、登山ではなくキャンプシーンにおいては、風通しがよく、暑い時期には重宝する。
NEMOダガーストームテント 前室と入り口
2人以上の仲間で登山にでかけるとき、それぞれ1人用のテントを持ち歩くこともありますが、仲間の中にテント泊初心者がいると、2人用のテントを持っていき一緒に泊まることがあります。
また装備をとにかく軽くしていきたい縦走では、1つのテントをシェアすることで、軽量化、設営~片付け時間の短縮化などメリットが沢山あります。
こういった考えでNEMOのダガーストームは非常に活躍してくれるテントだと思います。
その1つにテントの左右に入り口があり、それぞれに前室がある点です。入り口が1つだと出入りの際に相手を跨がなくてはいけなく、就寝中だと気を使ってしまいお互いのストレスになってしまいます。出入り口2つを備えたテントは少しばかり重量が嵩んでも2人用テントとしては必須機能として考えています。
登山靴、トレッキングポールなどのギアを置いておくスペースとして十分な広さがあります。
NEMOダガーストームテント 重量・コンパクト性能
重量は最小重量で約1.5キロです。2人で手分けをするときは、ポールとフライ&本体とで分けることもあるし、テント係、クッカー係など、道具のカテゴリで手分けすることもあります。大半は後者です。
ポールとテント本体を1つのパックに収めると嵩張るので、ポールはバックパックのサイドポケットへ、テント本体はバックパックのメインポケットの奥へというようにパッキングしています。
NEMOダガーストームテント 居住性と耐久性
フライシートにはシームテープを使用せず、高い強度を誇るシルナイロンを採用しています。長く使い続けてもシームテープの剥がれを気にすることなく使用できるのはNEMOのこだわりを感じます。
ベンチレーションが広くとられており、暑い季節の使用はもちろん、ブリーザブルナイロンという特殊な素材によって、風と冷気を遮断しれくれるので、寒い季節での使用も可能です。
グランドシートは別売りですが、地面からの冷気、テント本体の傷防止を考えると、必ず使用するようにしています。
天井には本体を横断するように1本のテントポールを取り付けます。これによってテント内が広く、2人で中に入って座るようなシーンでも天井に頭があたるような心配が少ないです。
上の写真をみてもわかる通り、入り口が垂直に立っていることがわかると思いますが、テント内の空間は平面サイズに対して、思った以上の広さを感じることができます。
NEMOダガーストームテント 設営方法
設営方法は簡単で、4隅にテントポールを差し込みます。
4隅の口はパチンと音がするようにしっかりと差し込まれるようになっているので、テントを設営中に外れることがありません。
ポールは全て連結されているので、なくす心配がありません。天井のポールもクロスポールにくっついています。
4隅にテントポールを取り付けたらテント本体についたフックをポールに引っ掛けていき、最後にフライをかけて完成です。
テントの内部には沢山のポケットがついているので、細かなギアを入れておくのに便利です。ヘッドライトを入れることでテント内の明かりを確保することも可能です。
この夏の2人用テントとして、1人用テントとしてはラグジュアリナー空間が完成するテントとして検討してみてはいかがでしょう?