八ヶ岳の北にそびえるトロイデ。

    トロイデとは溶岩円錐丘のこと。同山は、コニーデと呼ばれる台地状の火山に、円錐型のトロイデを重ねた複式火山。諏訪から仰ぐと優美な円錐型に見えることから、諏訪富士の別名も持つ。展望も素晴らしく、東西南北をぐるりと見渡せる。道は四方から延びるが、蓼科牧場側からの登路が一般的。

    蓼科山は八ヶ岳連峰の最北端に位置する。蓼科山は成層火山によって生まれた山で、円錐型の姿が特徴。これは富士山や鳥海山などと同じ特徴。山頂からは八ヶ岳連峰、浅間山、霧ヶ峰、美ヶ原、北アルプスの眺望を360度で楽しめる。

    蓼科山の登山ルートについて

    • 難易度:中級
    • 合計所要時間:3:00
    • 累積標高:827m
    • 距離:約3km
    • コースタイム:蓼科山登山口-(1:20)→標高2113m地点-(1:40)→蓼科山

    蓼科牧場から蓼科山の登山ルート

    蓼科山

    蓼科牧場の白樺高原観光案内所から御泉水まで、牧場の中の急坂を登る。夏は牛が放牧されていて背後には女神湖、白樺湖、霧ヶ峰、奥に美ヶ原、北アルプスが望める。通年ゴンドラリフトが運行され、5分足らずで上がる事も出来る。

    御泉水自然園には高山植物や野鳥などの自然探索コースが整備されているので、時間があれば立ち寄るのもよいだろう。落葉樹林の中を登れば、トイレ、大駐車場のある七合目登山口に着く。登山道は一の鳥居をくぐりカラマツ、白樺林の中、ササの道をゆるく登ると馬返しに着く。名前の通りここから急登に変わる。途中、道から少し右に入ると天狗の露地と呼ばれる展望の良い広場がある。

    ザンゲ坂の急登が終わると将軍平の教科山荘前に出る。左は大河原峠方面、直進は天祥寺原方面、右は蓼科山への分岐になっている。山頂までは北ハツ独特の大きな石の急斜面を登る。雨の日や下りにはスリップなどに注意が必要だ。樹林帯を抜け展望が開けてくれば、山頂ヒユッテの前に着く。脇を進めば、すぐに部科山頂だ。独立峰のため、展望は素晴しい。山頂は広い岩塊の平地で、中央部が少し低くかつては火口であったことを思わせる。中央には部科神社が祀られている。

    蓼科山の概要

    • 地域:中部地方、甲信越地方、信越地方
    • 都道府県:長野県
    • 山域:八ヶ岳連峰
    • 標高:2531m
    • 選定:日本百名山

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