メリノウールは化繊ウェアと比較すると速乾性が劣るなどで、トレイルランニングなどのハードなアクティビティでは敬遠していましたが、一方でメリノウールの素晴らしさは登山などで実感があります。今回紹介するNORRONA ビティホーンウールシャツはメリノウールとポリエステルの組み合わせで非常に快適なアクティビティを楽しめる、ユニークな作りのロングTシャツです。
おすすめポイント
- 背中の蒸れがほとんどなくなる
- 透湿性が素晴らしく乾きも早い
- ロングTなので日焼け対策に有効
- 真夏日にも気持ちよく着用できる
商品概要
ブランド | NORRONA |
商品名 | ビティホーンウールシャツ |
商品説明 | 第二の皮膚のように着こなせる、しなやかで軽いスタイリッシュなロングTシャツ |
価格 | 10,450円(税込) |
重量 | 140g |
素材 | 60% MERINO WOOL / 40% POLYPROPYLENE, 60% MERINO WOOL / 40% RECYCLED POLYESTER |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★★ |
コンパクト性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
NORRONAビティホーンウールシャツの作り
NORRONAのビティホーンウールシャツはメリノウールとポリプロピレンを混紡した生地に通気性と速乾性を高めるためにメッシュパネルを配置した、非常に面白い作りのTシャツです。
メリノウールとポリプロピレンを混紡することで、速乾性と耐久性を高めることができます。そうはいってもメリノウールの良さであるところの、急激に熱を奪わない点、メリノウールそのものがもつ消臭効果、程よい保温力を活かした作りとなっています。
メッシュパネルは背中、二の腕から脇にかけて施されており、こもった熱はドンドン外へ排出されます。
体幹が冷えると体力が落ちてしまうので、そこはメリノウールの特徴によってゆっくりと熱を放出するという仕組みが備わっています。化繊だとベースレイヤーが冷たくなって、冷える感じがあるのですが、程よくしっかり透湿されます。
NORRONAビティホーンウールシャツで楽しむ登山
僕は山の中を素早く移動するファストハイクやトレイルランニング、また軽量な装備で縦走登山を楽しむことが多いです。
それぞれのアクティビティで運動量、遊びに行く山の違いでベースレイヤーに変化をつけていましたが、これらのアクティビティ全てNORRONAのビティホーンウールシャツで快適に遊ぶことができます。
ファストハイクや縦走登山では南アルプスに行くことが多いのですが、樹林帯でオーバーヒートしそうなタイミングでは効率よく熱を排出してくれ、稜線にでて強い風にあたっても体幹が冷えないように守ってくれ、ロングTシャツなので上半身を紫外線から守ってくれます。
NORRONAのビティホーンウールシャツには半袖と長袖があるので、夏場の低山におけるトレイルランニングでは半袖を選び、ちょっと肌寒いときには長袖というように季節と山の高さで着ていくものを選ぶことも可能です。
アクティビティをしていて、いつも嫌な気持ちになるのが背中の汗の濡れだったのですが、これが本当になくなりました。真夏日にはビティホーンウールシャツを着たまま川にドボンしても、走っていれば直ぐに乾いてくれます。
暑い場所への旅行にもこれ一本あれば、移動もリラックス時も寝間着としても活用できるので、今では欠かせないアイテムの1つ、まさしく愛用品です。