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源流野営に欠かせない焚き火対策用のタープ

源流野営に欠かせない焚き火対策用のタープ

源流に行って野営をする際、雨を凌ぐことは大事です。その為に使うものとしてタープがあると思うんですが、下で焚き火をしてタープが火の粉で燃えたら、高価なものなので大変だけど、もっと安ければ安心ですよね。それでいて軽く丈夫なものがあればと探して使っているのは農業用のポリシートなんです。

焚き火で使うタープは安価で軽量

農業用のポリシート

農業用のポリシートだったら最終的に汚れて使えなくなったら捨てればいいし、燃えてもそんなに残念じゃない。凄く軽いので、渓泊では必ず持っていくものの1つです。

一般向けのお店ではなかなか手に入らないので、業者用のお店で購入しています。巻きが1.8メートル幅で、2つ折になっているんです。だから3.6メートル幅で100メートル単位で売っていて、おおよそ5,000円ぐらい。タープに比べたら格安です。

焚き火シーンを考えて使えるタープ

野営で使用しているタープ

これを例えば「2人で行くから4メートルぐらいでいいかな」と考えてカッターで切って畳んで持っていくんです。応用すれば、4メートルのものを2つ持っていって繋いで使おうとか、状況に応じて対応しています。

1年間で何回渓泊するかにもよるけど、100メートル使うのには、4メートルづつ使っていても、相当な数行かないと無くならないですよね。しかも谷で釣れるのって3月はまだ寒いし、ゴールデンウィーク明けから9月いっぱいぐらいまでの期間限定なので、そこの週末で行けるときを数えたら、そんな何十回も行けないんですね。

野営で使用しているタープ

それでいて、これ結構もつんです。そう考えてコスト計算すると高価なタープを使い続けてボロボロになるよりか、5,000円という安価でしかも100メートルという長さを考えると、携行性もいい農ポリは結構使えるんです。形も色々変えれるし、応用も利く、長さも変えれるし、仲間内では今のところをこれが一番いいね、って話になっています。

焚き火のタープを源流野営で使う時

野営で使用しているタープ
タープに使っているロープ

ポールは持っていく必要はなくて、源流に入れば枝は落っこちているし、その時々に合わせて張り方を考えて使ってます。張るためにつかうロープは、100円ショップで売っている平巻きのビニールひもで応用しています。

野営で使用しているタープ

現場ではこれを屋根の様に張って、下で焚き火をするんです。雨よけになり、この屋根の下で過ごすんです。テントは持って行かないので、みんなこの下にビビーサックなどを使って寝るんですね。人数やその現地の環境にもよって張り方は変えていて、フラットに屋根のように張ることもあれば、三角屋根のようにすることもあります。

風よけっていうより、雨よけにということが多くて、谷って尾根に比べると割と風ってそんなに強くないんです。渓泊に選ぶところも風の影響が少ないところにしていて、山の中だといつ降るかわからない雨対策という側面が強いです。

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