唐松岳は2,696mという標高で北アルプスの名だたる秀峰の数々を、360度のパノラマビューで楽しめる。唐松岳頂上山荘はこの山頂付近に位置し、景色の良さから多くの登山客に愛されている。後立山縦走路と、八方尾根から欅平に至る黒部川ルートの十字路にあたる場所にあり、夕日になると剱岳・立山連山の美しい景色が楽しめる。

出典:唐松岳頂上山荘

唐松岳から八方尾根登山ルート概要

  • 難易度:中級
  • 合計所要時間:2:35
  • 距離:約4.9km
  • 登山ルート:唐松岳→(15分)→唐松岳頂上山荘→(40分)→丸山→(60分)→第三ケルン→(40分)→八方池山荘

唐松岳頂上山荘

小屋の南で五竜岳への縦走路と分かれ、八方尾根への下山道に入る。尾根の南面をトラバースしていくが、この辺りはクロユリやシナノキンバイ等の高山植物のきれいなところである。道は岩道で、途中、崩れたところには板などが渡されている。岩道をしばらく行くと八方尾根の稜線に出るが、残雪が多く、トラバース道が通行不能の時は、小屋の東から尾根一いわゆる冬期用登山道一を通ってここまで来る。道はすっかりなだらかな広い尾根を行くようになり、丸山の頂上に立つ。丸山ケルンと呼ばれる大きなケルンがある。周囲の展望が開け、白馬三山や不帰嶮の眺めの良いところで、ザックを下ろして休むのにいい。このあたりはハイマツの中に道が何本もあるが、丸山のピークの下でいずれも合流している。

出典:唐松岳頂上山荘

丸山

丸山のピークから下り、左側は樹林帯、右手は上部が崩れたガラ場下部が雪渓になっている。雪渓の下部まで下る。この雪渓は、扇の雪渓と呼ばれ、ここまでは八方ゴンドラ利用の日帰りハイカーが大勢遊びにくるので、賑わっていることが多い。道はダケカンバの林の中を行くが、その上部を上ノ棒、下部を下ノ樺と呼んでいる。

第三ケルン

樹林帯を抜けると、第3ヶルンが稜線に立っている。北側の、一段下に、八方池がある。池の端には、白馬村飯森地区の鎮守の社の奥社がある。池を一周して稜線に戻り、ザラ道を少し下ると、逗子開成高校の冬期遭難碑として建てられた大きなケルンがある。そこを左に折れて滑りやすい岩のゴロゴロした道をしばらく下ると、第2ケルンである。ここには立派な水洗トイレがある。その前を通って稜線を下るコースと、右に下りて、雪田に沿って稜線の南面の中腹を行くコースがあるが、どちらも第1ケルンの八方池山荘で一緒になる。南面の中腹を行くコースは、湿原の中の整備された木道を行き、湿性帯の植物を見ながら歩くことができる。

八方池山荘

第1ケルンからは、グラートクワッドを利用して、黒菱平に下るが、草原の大斜面をジグザグに整備された道を歩くのも楽しい。黒菱平からは、アルペンクワッドとゴンドラリフトアダムを乗り継いで八方に下る。白馬駅には、タクシーか、旅館街の中を10分ほど歩いたところにあるバス停からバスに乗る。

唐松岳から欅平

このコースは、清水岳経由よりやや短いが、長丁場には変わりがない。途中の大黒鉱山跡までは、立派な道が付いている。以前、餓鬼山は山腹を巻いたが、今は線を忠実に辿る道に付け替えられている。新道のため足元がしっかり固まらす、木の根や固定ロープに助けられて歩く。かなりのアルバイトだ。餓鬼山の避難小屋は立派な建物だが、このコース全体に水場はほとんどない。

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山旅旅
1970.01.01
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https://yamatabitabi.com/archives/97797/
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