三頭山は、奥多摩三山(三頭山、御前山、大岳山)の最高峰である。1531mの最高点(中央峰)の東端には3等三角点(1527.5m)が置かれ、西には御堂を隔てたところに西峰(1524.5m)がある。山頂周辺のブナ林は一見の価値がある。東面一帯は「檜原都民の森」として自然観察路や遊歩道が整備されている。

    ヌカザス尾根~三頭山~西原峠の登山ルート

    • 難易度:中級
    • 合計所要時間:6:10
    • 累積標高:1465m
    • 距離:約12km
    • コースタイム:小河内神社-(75分)→イヨ山-(60分)→ヌカザス山-(75分)→三頭山西峰-(10分)→三頭山避難小屋-(30分)→分岐-(55分)→槇寄山-(65分)→仲ノ平

    小河内神社

    青梅線の終点奥多摩駅から丹波・小菅方面行きのバスに乗り小河内神社で下車する。峰谷行きのバスなら峰谷橋で下車して峰谷橋を渡り、トンネルを出たところが小河内神社バス停で、歩いてもたいした距離ではない。バス停下の奥多摩湖には、麦山の浮橋(かつての「ドラム缶橋」で、渇水時に外されることあり)が群青色の湖面を対岸へと横断している。これを渡って、すぐ上の奥多摩周遊道路に出て右に少し進み、左手の指導標に従って山道に入る。

    イヨ山

    山腹をからむ道はやがて尾根上の登りとなり、眼下に峰谷橋や先ほど渡った浮橋が見下ろせる。「武井」と刻まれた小さな石柱があり、この2本目の先がイヨ山(979.1m)で3等三角点が置かれている。展望はない。

    ヌカザス山

    イヨ山からは少し下って、すぐに登り返す。ぐんぐん高度を稼ぐとヌカザス山頂の標識があるが、本当のヌカザス山はもう少し先の指導標のあるところだ。

    三頭山西峰

    ヌカザス山からアップダウンを何度か繰り返し、オツネの泣坂に出る。急坂の道沿いにはロープも張られている。入小沢ノ峰(休猟区の標識あり)を過ぎ、峠への分岐を右に見て巨岩の間を抜けると、道は尾根の左手を巻くようになり、大岳・御前山方面からの縦走路にぽっかりと飛び出す。ここが御堂峠で、十字路になっているが、道標が完備していて迷う心配はない。左は中央峰~展望台への道で、そのまま下れば鞘口峠から都民の森に下れる。御堂峠で右に折れ、木枠の階段を少し登ると西峰だ。登り着いた西峰からは、南に道志の山々を前衛に富士がそびえ、北に奥多摩湖を隔てて石尾根が望まれる。(なお、中央峰東端の三角点や展望台のあるところを東峰と呼ぶのは、「三頭」を「三つの山頂」と解してのネーミングであろうか、中央峰・東峰と数十m間にふたつの山頂、というのは無理がある)

    三頭山避難小屋

    下山路は西峰から笹尾根に入る。急坂を下りきった鞍部には「ムシカリ峠」の道標がある。ここから左に分かれる道は、檜原都民の森の「ブナの路」として整備されており、三頭沢沿いに下れば三頭ノ大滝を経て都民の森の駐車場に出られる。峠のすぐ先に酒落たログハウス調の避難小屋がある。80m下には水場もあるが水量は乏しく、渇水期には枯れることもある。

    分岐・槇寄山

    この先で大沢山を越え、ぐんぐん高度を下げるとマツの植林帯となり、やがて道は平坦となる。右に2本ほど道を分けると槇寄山(1188.2m)で、南面がやや開けている。カラマツ林の中をゆるやかに下ると西原峠で、数馬から西原への道が横切り、数馬発五日市行きのバス時刻が記されている。

    仲ノ平

    ここから左に入って数馬に下る。山腹をからむように下って行くと前方に周遊道路が見えてくる。集落が見え始め、観音堂のところで車道に出る。仲の平バス停はすぐだが、始発の数馬から乗車するつもりなら、あと5分ほど上流に歩けばよい。

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