登山・アウトドアウェアというと一般的に重視するのはデザインより機能だと思います。だから日常はタンスの肥やしになりがちですが、スマートウールの良さは登山でも日常でも着用できるところです。そんなスマートウールの中でも特に個人的に大好きなデザインTシャツを紹介します。
おすすめポイント
- クオリティの高いデザイン
- メリノウール混紡で汗の匂いが気になりづらい
- 登山からトレイルランと幅広く使える
- 普段着にも違和感ない
商品概要
ブランド | スマートウール |
商品名 | メリノスポーツ150ゲームオブゴーストティー |
商品説明 | コロラド州のアーティスト、ジョンフェローズがデザイン。 メリノウールの吸汗性、防臭性、温度調整機能にポリエステルの耐久性、速乾性をプラスした薄手のTシャツです。UPF 20+で紫外線から守ります。 |
価格 | ¥6,710(税込) |
生地重量 | 150g/m2 |
素材 | ウール56%、ポリエステル44% |
管理人の評価レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★☆ |
軽量性 | ★★★☆☆ |
着心地 | ★★★★★ |
デザイン性 | ★★★★★ |
スマートウールのメリノウールTシャツ
スマートウールのメリノウールTシャツには150という商品名が付いているものがあります。これは1平方メートルあたりの生地の重量が150gということで、スマートウールのTシャツの中では薄手タイプとなっています。
メリノ150、メリノスポーツ150という商品名の違いは、素材の違いでメリノウールの比率がメリノ150がウール87%、メリノスポーツが56%となっています。メリノスポーツは速乾性と耐久性が高い作りとなっています。
メリノスポーツ150のデザイン性
メリノスポーツ150にはプリントを施したTシャツがあり、毎年プリント内容が変わります。約5つ前後、新たに新プリントデザインが発表され1つの楽しみとなっています。
プリントデザインは山、森、遊びといったアウトドアをモチーフにしたもので、独創的なデザインが魅力的です。
僕が2020年に手に入れたゲームオブゴーストティーはJohn Fellowsというアメリカのアーティストの作品を採用したものです。この彫刻コラージュという手段で描かれたデザインが好きで、John Fellowsの作品の多くは、スイスアルプスやフレンチアルプスへの旅行や冒険、バハとカリブ海でのセーリング、グランドキャニオンでのラフティング、コロラド州の山々の周りでの冒険などからインスピレーションを得ています。
その他のメリノスポーツ150で採用されているプリントデザインは、例えばモーターベアーティーはJonas Claesson、グルトンティーはLucas Beaufortというスケーターシーンに精通するデザイナーを採用していたりと、ユニークな印象をスマートウールというブランドにもたらしていると感じています。
スマートウール メリノスポーツ150の着用シーン
メリノウールと聞くと、保温性の高い寒い時期のウェア素材という印象を持っていましたが、この素材をTシャツといったベースレイヤーに落とし込むと、その効果はまた違った形で実感できます。
1つに体を冷やしすぎない素材ということです。化繊のように速乾性に優れているとどうしても体の熱も一緒に奪っていきながら乾いていきます。高所や稜線など気温や風の変化によって体熱が急激に奪われてしまうとリスクが高いので、縦走登山をするさいのレイヤリングとして、体に近い部分にはメリノウールウェアを着用するようにしています。
もう1つは抗菌作用という点でメリノウールは素晴らしく、長期縦走時にも匂いが気になりづらいです。
メリノスポーツ150はウール56%、ポリエステル44%という比率ですが、速乾性も高くなっており、抗菌作用もしっかりもった丁度よい素材比率という印象です。
こういった特徴をもっているので、登山にもトレイルランにも日常着としても活用できる良さがあります。真夏日におけるトレイルランは低山などは暑すぎて厳しいので、涼しい高山に行くことになるのですが、そういうときにもメリノウールは休憩中に寒くなることもなく運動中も休憩中も快適です。