鳳凰三山は地蔵岳と観音岳と薬師岳の3山をさす。この中で最も標高が高いのが観音岳である。観音岳は地蔵岳と薬師岳のほぼ中心に位置する。観音岳は花崗岩の白い山肌となっており高山植物が乏しい山である。
薬師岳と最高峰である観音岳、地蔵岳で構成される鳳凰三山の1つ。この周辺は花崗岩が点在しており砂礫地が広がる稜線である。南アルプスの中では高山植物が少なめで特徴的な景色を見せる。多くの登山者はこの山に登るために登山口の青木鉱泉を利用する。
地蔵岳の頂上には象徴的な尖塔があり、オベリスクと呼ばれ、甲府盆地からも視認することができる。オベリスクとは古代エジプトで、神殿の門前の左右に建てた塔で、上にいくにしたがって次第に細くなる石柱の記念碑を言う。オベリスクに登って降りれなくなるなどで、毎年5、6件の事故がある。頂上の周辺には多くの小石仏が安置されており、子供に恵まれない人が小石仏を借りて下山し、その後子供を授かると、お礼としてもう一体を献じ、ここまで増えた。
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