常念山脈の最南端に位置し、山頂部には三本槍と呼ばれる岩峰がある。日本山岳会の創設者の一人である小島烏水が明治35年の夏に、沢渡から霞沢を登り霞沢岳を越えて上高地に入った記録が残されており、上高地の歴史と密接に関わる山として知られている。長野県内の一般的な登山ルートを体力度と登山道の技術難易度で評価した「信州・山のグレーディング」では、霧雪期・天気良好時の登山ルート別難易度評価を公表しており、難易度を5段階評価中、3段階という難易度で、上高地からの登山ルートにおいてハシゴ・くさり場、また、場所により雪渓や渡渉箇所あり、ミスをすると転落・滑落などの事故、案内標識が不十分な箇所が含まれるとされている。
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写真提供に協力する霞沢岳(かすみざわだけ)
標高:2,646m
都道府県:長野県
エリア:北アルプス
山域:北アルプス南部
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