現在ニュージーランドに留学中のアルピニスト野口健さんの長女、野口絵子(のぐち えこ)さんが先月、テレビ番組の撮影でニュージーランド各地の登山やキャンプを体験しました。ニュージーランド政府観光局が 8 月6日(木)から配信する動画では、絵子さんがニュージーランドの魅力について語ります。野口絵子さんが語るニュージーランドの魅力、日本限定編は以下。
絵子さんは 9 歳から登山をはじめ、14 歳で初ヒマラヤに登頂。2019 年にはキリマンジャロに登頂を果たしました。雄大な自然を体験することだけでなく、そこに住む人々の暮らしや文化にも関心を持っています。
動画内では、絵子さんがニュージーランドに来てから学んだ「ティアキ(Tiaki)」についても語っています。「ティアキ」とは先住民マオリの言葉で「守る(care, protect)」という意味があります。ニュージーランドでは、一人一人が、その大地を愛し、守り伝える責任を持つという価値観のもと暮らしています。
絵子さんに「今、私たちにできること」について聞いたところ「どんな状況も楽しむというポジティブ思考をニュージーランドの人々から学びました。ロックダウンの間は、少しでも楽しもうと先生達は沢山の案を練ってくれました。私もおかげでネガティブな気持ちになる事はありませんでした。今、思えば私は充実した楽しいロックダウン生活を送れていました。どんな、状況でも明るくいようと
いうポジティブな気持ちは日本人にとっても大切だと思います。」と答えてくれました。
動画でも「Kia Kaha」(Be Strong –強くあれ)「一緒に頑張りましょう!」というメッセージを日本の人々に送っています。
ニュージーランドは、現在国境を閉鎖していますが、国内では自由に移動することができます。先月、テレビ番組 TBS「世界ふしぎ発見!」の撮影で絵子さんは南島で登山に挑戦しました。番組ではニュージーランドの山や自然の魅力を余すことなく紹介しています。絵子さんのメッセージ動画と共に 8 月 15 日(土)21:00 から放送予定の番組もぜひご覧ください。
今回の訪問先の詳細や絵子さんのニュージーランドでの生活は、絵子さんの公式サイトで順次更新予定です。