服部文祥の楽園山旅がYouTubeでスタートした。動画はバラエティー的、YouTube的な面白さは一切ない。
山旅と一言でいってもスタイルは様々で、より動物っぽく自由な山旅動画だ。(「自由」と言葉にすると語弊があるかもしれないが動画をみて咀嚼いただければとおもう。)人間が山の中に入って食・住を調達し移動をする。単純な動機なのだけれど、これを単純と感じることが出来ないほどに便利な世の中に過ごしているのだあ、毎度、服部文祥に触れると考えてしまうから魅力的だ。
盛り上がりもなく時系列で淡々と進んでいく。しかしその内容はみる人がみれば濃い。
動画発信者の亀田正人は言う。「48分と長編で字幕もなく効果音もなく、説明のテロップもないので不親切で分かりにくい映像になっています。現場にいても実際何を言っているのか聞こえなかったり、疲れてどうでも良くなっちゃったりもするので、不十分で不親切な方がある意味リアルかなとも思いました。服部さんが人間として面白い。なかなか普通の人が行かないとこに行く。普通の人がやらないことをやる。それだけで面白いと私は思います。素材の旨味をゆっくり味わってください。服部さんと一緒に、自由に山を旅するような感覚になってもらえたらいいと思います。」
個人的に興味深かった事をメモしておきたい。
- サワシューズとアイゼンの組み合わせで行動し、休憩はサンダルというスタイルは軽量化に良さそう
- ゲイターは何かと便利そう
- グループ渦法は覚えておくべき
- 食卓における針金は便利そう