お酒のおつまみにもなる、あたりめを使った炊き込みご飯は、軽量でコンパクト、しかも栄養価も高い万能炊き込みご飯です。あたりめから出る海鮮の香りがお米に染み出て山の中で食べると、なんだか贅沢な気持ちになるから不思議です。
おすすめポイント
- あたりめをチョキチョキ切って入れて炊くだけの簡単レシピ
- あたりめから出る海鮮の香りがお米に染み出て山の中で食べると、なんだか贅沢な気持ちになる
使用する材料
- お米1合
- あたりめ
- しょうゆ
- にがり
- しょうが
- オリゴ糖
レシピ
お米をお水、醤油、オリゴ糖を入れる
お米1合に対して入れる水の量はメスティンの内側のグロメットです。お水を入れてから醤油、オリゴ糖を入れると水分量が多くなってしまうので、先に醤油、オリゴ糖を入れてからお水を入れると水分量を間違えずに済みます。
ニガリは味を左右するものではなく、登山で欠乏しがちなマグネシウムを補うためです。そのままニガリを飲むとクセがあって飲みづらいのですが、炊飯時に入れるとお米に光沢がでて美味しく見えるほか、味に影響は皆無なので、普段からの栄養補給にもおすすめです。現代人にはマグネシウムが欠乏しがちなので、心がけとして覚えておくことをおすすめします。
あたりめ、しょうがを入れる
ナイフであたりめは切れづらいので、ハサミで切るのがおすすめです。登山に持ち歩くハサミはファーストエイド用の小さなものが多いかと思いますが、これもまた切れづらいので、事前にハサミで切って持ち歩くことをおすすめします。
しょうがは山に持ち歩く大事な食材の1つとしています。体を温めるのに有効的で僕にとってはファーストエイド的な食材です。食事に入れてもよし、スープに入れてもよし、飲み物にいれてもよしの万能食材です。
15分炊き込む
炊飯方法は色々試してきましたが、はじめから最後までずっと弱火で15分というのが焦がさず、美味しく炊ける方法だと思っています。
グツグツと音がしてくると次に蓋から水分が垂れてきます。これが過ぎるとピシピシという音に変わって吹きこぼれがなくなります。こうなってくると消火までもう少しです。
蒸らして完成
蒸らしの時間をしっかりと行うと非常に美味しく炊きあがります。メスティン全体が冷えないようにウェアなどでくるむのも良いのですが、最近手に入れた「山旅」のメスティンコジーにすぽっと入れたら、あとは放置です。
このメスティンコジーはメスティンを持ち歩く際に、他のギアとの緩衝材にもなり、コジーにもなる便利なアイテムです。
炊きあがりはふっくらとして美味しく頂けます。あたりめは歯ごたえが若干残っていますが、これが好みでない場合はお米に水を浸すときに一緒にあたりめを入れておくとやわらかく炊きあがります。