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ニーモのテントには、軽量かつ耐風性、居住空間に特徴のある登山向けテント、居住空間と快適性に特徴を持つキャンプ用テント、フロア空間と前室の広さが魅力のバイクパッキング用テントと種類が豊富。これらのシーン別におけるニーモのテントを紹介する。
登山向けテント
登山向けテントは重量を1kg台のテントとして紹介する。最軽量のテントは760gのホーネットストーム、次いでタニ、アトム、ダガーストーム、クナイと続く。ダガーストームとクナイはオールラウンドに使用できるスペックがあるためそれなりに重量を持つ。
※横スクロールで表がスクロールできます。| 商品名 | ホーネットストーム1P | タニ1P | アトム1P | ダガーストーム2P | クナイ2P |
|---|---|---|---|---|---|
| イメージ |  |  |  |  |  |
| 最小重量 | 760g | 1.06kg | 1.28kg | 1.51kg | 1.71kg |
| 就寝人数 | 1P、2P | 1P、2P | 1P、2P | 2P、3P | 2P |
| 広さ-横×縦×高さ | 79～108×221×98cm | 105×202×103cm | 90×210×105cm | 127×229×106cm | 104～128×208×112cm |
| フロア面積 | 2.0m2 | 2.2m2 | 1.89m2 | 2.9m2 | 2.4m2 |
| 前室面積 | 0.7m2 | 0.8m2 | 0.7m2 | 1.1m2×2 | 0.7m2 |
ホーネットストーム
ニーモテントの中で最軽量のテントがホーネットストーム。軽量だからといって居住性や耐風性、また寒さ対策など考えられた仕組みと生地で760gという軽さに驚く。
1、2人用と2種類あり2人用で重量は940gとなっている。インナーテントには風や冷気を防ぐブリーザブルナイロンを使用しており、出入り口にはメッシュとの2重構造となっているため、蒸し暑い時期には換気を促し、快適なテント泊を行える。
フライバーボリューマイジングポールクリップと呼ばれる機器がインナーテント上部に備えられており上部空間が拡大され、狭さを感じない空間が魅力。
2人用のホーネットストームには左右に入り口と前室が備えられているので、テント泊生活が圧倒的に快適である。
タニ
タニは重量1.06kgというスペックで日本の山岳シーンのためにデザインされたニーモテントのフラッグシップモデルとなっている。
1〜2人用と2種類あり2人用で重量は1.18kgとなっている。インナーテント後部には換気を促すためのメッシとの2重構造となっており上にはベンチレーションの開閉が可能になっているため風を効果的にインナーテント内に取り入れる事が出来るようになっている。
フライシートの素材はシームテープを必要とせず高い強度を誇るシリコンコーティングリップストップナイロンを採用している。フライの後部にはインナーテントのジッパー式ベンチレーションを効果的に空気循環を促すために、同様にジッパー式のベンチレーションが設けられている。
アトム
テント泊登山を初めて行う人向けのエントリーモデルという位置付けでアトムは存在する。重量は1.28kgでシンプルな構造で考え抜かれたデザインによってテント泊登山初心者に人気である。
1〜2人用と2種類あり2人用で重量は1.58kgとなっている。ホーネットストームやタニと比較すると価格が抑え目でコストパフォーマンスに優れているのも魅力の1つ。
素早い設営と撤収を可能にした作り、ゆとりある居住スペースと前室があることで無理なくテント泊が行えるデザインとなっている。
ダガーストーム
ダガーストームは2〜3人用の2種類で1人用のテントは存在しない。ダガーストームは強い風雨に耐えうる強度が特徴的となっており、季節を問わず様々なアクティビティで利用できる作りとなっている。
重量は2人用で1.51kg、3人用で1.73kgという重量だ。前室は左右に設置されており十分なスペースが魅力的である。複数人でテント泊を楽しむために、テントの中にはギアポケット、ヘッドランプを入れることによる室内の明かり確保、ベントストラットによる効果的な空気循環など快適に過ごせるデザインとなっている。
クナイ
2人用テントのみというクナイは重量1.71kgで登山においては十分なスキルを持ったコアユーザーのための山岳用テントとなっている。リッジフレームを加え出入りのしやすい移住空間とヘッドクリアランスが広がっていることで全体の剛性を飛躍的に高めているのが特徴的である。
厳冬期においても空間に広がりがあり、壁が直立しているクリアランスのためバックカントリースキーといったシーンにおいても使いやすい作りのテントとなっている。
キャンプ用テント
キャンプ用テントとして紹介するニーモのテントは、軽量タイプで2kg台、それ以外に天井が高く移住空間が広いテントがあり、オプションを組み合わせるとテント生活が楽しくなるアイテムが揃っている。
※横スクロールで表がスクロールできます。| 商品名 | オーロラストーム2P | ダガーリッジポーチ2P | ワゴントップ4P |
|---|---|---|---|
| イメージ |  |  |  |
| 最小重量 | 2.35kg | 2.71kg | 7.33kg |
| 就寝人数 | 2P、3P | 2P、3P | 4P |
| 広さ-横×縦×高さ | 132×224×112cm | 127×229×107cm | 254×254×203cm |
| フロア面積 | 3.0m2 | 2.9m2 | 6.5m2 |
| 前室面積 | 0.9m2×2 | 3.9m2 | 2.5m2 |
オーロラストーム
スクエアデザインで広々とした空間が確保されており、重量は2.35kgというスペック。登山用テントとしても使用可能だ。3人用の重量は2.8kgとなっている。
ほぼ垂直に立ち上がったサイドウォールにより圧迫感がなく広々とした空間でテント泊が行える。
テントの前後には大きなメッシュパネル付きドアが備えられており前室も広々と作られている。またテント内には空気循環を促すベンチレーションが4面備えられており空気の流れを考慮して配置されたベンチレーションと合わせて使用することで熱気と湿気を効果的に外部に排出する作りとなっている。
また小物の収納に便利なインナーポケットを備えているなど快適な空間がデザインされている。
ダガーリッジポーチ
アーチフレームが特徴的なダガーリッジポーチは広い前室によりチェア2つとテーブル、もしくは自転車を入れておくなど様々な使用シーンで使うことができる。
2人用のテントで2.71kg、3人用では3.03kgという重量スペックだ。インナーテントの天井部にはナイロン、側面にはメッシュの異なる素材を採用しており、通気性と快適な空気循環が行える作りとなっている。
雨風が強くなればフルクローズすることができクローズした前室でもくつろぐことができるようデザインされている。
ワゴントップ
独自のポール構造は驚くほど広い移住スペースと天井高を確保し4人用のオールシーズンキャンピングテントという位置付けとなっている。
前後左右に天候に応じて容易に開閉可能なメッシュのベンチレーションがあり暑い時期でも空気循環を促し快適なテント生活を行えるようになっている。
取り外し可能な全室部は十分な高さがあり、中に入るときに屈み込む必要もない。
別売りのオプションワゴントップガレージを追加すると広々としたスペースの拡張が可能で悪天候時においても快適にキャンプを楽しめる。
バイクパッキング用テント
バイクパッキング用テントはドラゴンフライバイクパック1種類となっている。キャンプ用テントとして紹介したダガーリッジポーチは前室に自転車を入れるだけのスペースが確保されているが重量が2.71kgと重さがあるためバイクパッキングとしては少し使いづらいだろう。
※横スクロールで表がスクロールできます。| 商品名 | ドラゴンフライバイクパック1P |
|---|---|
| イメージ |  |
| 最小重量 | 1.03kg |
| 就寝人数 | 1P、2P |
| 広さ-横×縦×高さ | 89×224×102cm |
| フロア面積 | 1.9m2 |
| 前室面積 | 0.9m2 |
ドラゴンフライバイクパック
ドラゴンフライバイクパックは1〜2人用と2種類あり1人用で1.03kg、2人用で重量は1.3kgとニーモのテントの中ではホーネットストームに次いで2番目に軽量なテントとなっている。
なのでバイクパッキングに限らず登山用テントとしてももちろん使用可能だ。
ドラゴンフライの大きな特徴は耐久性に優れた防水ロールトップ式のスタッフサックとコンパクトなボールセットを組み合わせることで自転車のハンドルバーやフロントフォークなど好きな場所にテントを固定することができるようになっている。
テント内に入れることができない自転車用のギアなども雨や泥からしっかりと保護することができるように前室空間がデザインされている。
ダークカラーと反射材を使用しないステルスキャンピング仕様のカラーとパーツで目立たずにテント泊が可能というデザイン性も特徴的だ。
ニーモとは
ニーモイクイップメント社は、登山やバイクパッキング、キャンプといったアウトドアアクティビティにおいてテント、タープ、シュラフ、テントマット、チェア、ブランケットと様々なギアを、ニーモらしい切り口で世に送り出している。
ニーモの考えは『未知なる冒険に果敢に挑戦する人々のためのギアを作り出す』ということを目的にしており『確固たる意志と想像力そして確かなギアを持っていれば誰にでも冒険は実現可能である』と信じて、冒険好きな人々に愛されるギア作りに専念しています。
