Rabキネティック2.0ジャケットはストレッチ性による動きの良さと優れた透湿性が特徴のソフトシェルながら耐水性も備えたレインジャケットなんです。雨の中でも透湿性があるから汗をかきづらく、更には動きやすいために行動を妨げない特徴があって、雨が降っての登山中では、びっしょり汗をかいてしまうときでも、透湿性に優れているから気持ちよく行動できるんです。
おすすめポイント
- 透湿性の高さに加えて優れたストレッチ性を兼ね備えている
- 動いていてもシャカシャカ音がせずスムースな行動を体感できる
- 寒い季節であればミッドレイヤーとしても活用できる
商品概要
ブランド | Rab |
商品名 | キネティック2.0ジャケット |
商品説明 | 伸縮性の高いProflex™素材を使用した超軽量ソフトシェルジャケット |
価格 | ¥28,600(税込) |
重量 | 336g |
生地 | Proflex™素材 |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★☆ |
コンパクト性 | ★★★☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★★ |
レインジャケットとしての位置付け
横軸に耐水性、縦軸に透湿性とした場合、ラブ キネティック2.0ジャケットをマッピングすると
- 高い透湿性
- 中間の耐水性
という位置づけにマッピングされる、尖ったレインジャケットです。
この特徴をしっかりと理解した上でキネティック2.0ジャケットを活用することが重要であり、理解することで素晴らしく心地よい登山を楽しむことが出来ます。
ラブ キネティック2.0ジャケットが採用しているProflex™素材は独自開発で、透湿性の高さに加えて優れたストレッチ性を兼ね備えています。レインジャケットといえばハードシェルというイメージですが、このレインジャケットはソフトシェルです。
ラブ キネティック2.0ジャケットが最大限活かされる登山シーン
透湿性による蒸れを軽減
まずオールシーズンメリットを感じることができるレインジャケットであることを理解した上で季節別のメリットを紹介していきます。
夏山、気温が高い中、レインジャケットを着用しなければいけない。そんな時の悩みは、ジャケット内にこもる熱と、それによる汗だと思います。このようなシーンでは透湿性に優れていることで、ジャケット内の湿度を外へと逃し、熱がこもりづらいメリットを感じることができます。
冬山、ハイクアップ中に湿った雪が付着してベースレイヤーを濡らさないために防水シェルを着用することが多いと思います。しかしながら汗をかいてしまっては元も子もありません。冬山登山では「濡れ」が直接「死」に直結するリスクとなるので、透湿性と耐水性を両立させたキネティック2.0ジャケットの特徴を活かせます。
どちらの季節においても空気中の湿度とウェア内の湿度に差がないと湿度は外に逃げていかないため、すべてのシーンにおいてメリットを享受するわけではないことに注意しておきましょう。
ストレッチに優れた動きやすさ
ストレッチ性も抜群でどんな動きにも追随してくれます。例えばファストパッキングでハード且つスピードのある行動中で動きによるストレスを感じることはありません。
動いていてもシャカシャカ音がせずスムースな行動を体感できます。
程よい防寒と着心地の良さ
夏のテント場であれば防寒着としても着用することができ、寒い季節であればミッドレイヤーとしても活用できます。3層構造の裏地は吸汗速乾性のハイゲージニット裏地で肌触りがよく着心地の良いソフトシェルです。
優れた透湿性からみる注意点
雨が降ることがわかっている登山では、例えばゴアテックス性の優れた耐水性をうたったレインジャケットの方が安心感が高まります。キネティック2.0ジャケットは透湿性に優れている分、ある程度の耐水性を犠牲にしていることを念頭におくことが重要になります。
フード周りの特徴
フードデザインは2つの構造体があり、外側は従来のレインジャケットに見ることができるツバがついた形状で、効果的に上からの雨に対して濡れを防ぎます。
内側は顔を包み込むように作られており、伸縮性があり額にフィットします。これによって横からの雨によってフードから入る雨を防ぎます。汗をかいたときにこの肌にフィットするフードに違和感を感じる人もいるようですが、このあたりは好みが分かれます。
後頭部にはドローコードがあり片手でフードを頭全体にフィットさせることができスピーディーに行動ができます。このデザインはヘルメットの上からフードをかぶるようには設計されていません。
袖口の特徴
袖口は大きく開くために、カフの長いグローブをするときグローブの上から袖を被せて手首にフィットさせる際に完結に行えます。
ポケットの特徴
ポケットはアームウォーマーポケットが左右にあり、止水ファスナーでポケット内への雨の侵入を防ぎます。完全防水ではないためポケット内のものが濡れてしまうリスクがあることは留意しましょう。ポケット開口部は広く、内部も大きくできているため紙地図やスマホを入れておくことができます。
またより透湿性を高めたい場合はジッパーをあけることで、これを高めることもできます。
まとめ
レインジャケットだけでなく、防寒着、ウィンドブレーカーとしても活躍する特徴を備えているため、今までレインジャケット、フリース、ウィンドブレーカー…と複数のウェアを持ち歩いていたのを、これ1つにまとめてしまえると考えると、軽量化が期待できます。