登山の必須装備レインウェアを選ぶ際の重要な点をまとめました。 おすすめのレインウェアを紹介すると共にレインウェアに採用される素材として認知の高いゴアテックス・eVent・パーテックスシールド・ポーラテックネオシェル・各メーカー独自素材の違い、またレインウェアを選ぶ際に必要な防水性・透湿性について、そしてレインウェアを特徴づけるピットジップやフード形状など、登山だからこそ重視すべきレインウェアの特徴について紹介していきます。
登山用レインウェアの選び方
登山で使用するレインウェアで最も重視すべきポイントは行く山で最悪な事態を想定することです。それは大雨が降って強い風が吹いた時に体を雨風からしっかり守ることができるレインウェアであるかという逆算の考え方です。その上でレインウェアの素材が持つ防水性と透湿性のバランスをチェックするという順番が正しいレインウェアの選び方です。それでは順序立てて正しいレインウェア選びを学んでいきましょう。
レインウェアの構造について
まず初めにレインウェアの構造を知って必要なレインウェアはどれかを知ることから始めていきましょう。レインウェアの構造は3種類存在します。
外側に表地があり、次に防水透湿フィルムがあり、肌に当たる部分に裏地がある3層構造のレインウェアを3レイヤーと呼びます。肌に当たる部分に裏地ではなく肌離れを良くする目的のためにラミネートプリントを施したレインウェアを2.5レイヤーと呼びます。裏地に何もないレインウェアを2レイヤーと呼びます。
多くのレインウェアはこの3種類の構造で成り立っておりそれぞれメリットとデメリットが存在します。
※横スクロールで表がスクロールできます。構造 | 3レイヤー | 2.5レイヤー | 2レイヤー |
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イメージ | |||
耐候性 | 高 | 中 | 低 |
軽量性 | 重 | 軽 | 軽 |
まずレインウェアの構造とメリットとデメリットを理解し登山時に雨が降るということがどういうことなのかということを次に説明して行きます。
登山で雨が降るとはどういうことか
雨が降ることによって大きく2つのリスクが生じることを知っておきましょう。それは雨と汗による体温低下と、冷たい雨と強い風による体温低下です。いづれも低体温症のリスクと体が冷えることによるエネルギー消耗の可能性を覚えておきましょう。
雨と汗による体温低下
遮るものが無い山の稜線や頂上付近を歩いている際に雨が降った場合、多くは風を伴った雨であると想定できます。そうすると雨は斜め横から体に当たるような形で落ちてきます。そうするとフードや袖口から雨が侵入しレインウェアの中に着ているウェアを濡らす可能性があります。
またレインウェアを着ることで体に溜まった熱を溜め込みやすくなり汗をかきやすい状態になります。
外側からは雨、内側からは汗によってベースレイヤーを濡らしてしまうことで気温低下時に体温を奪われやすくなる可能性があります。よってレインウェアを選ぶ際には雨の侵入を防ぐ構造と正しいサイズ選び、また溜まった熱を効率的に外へ逃がす透湿性と機能性をチェックする必要があります。
冷たい雨と強い風による体温低下
レインウェアを着用しても雨がレインウェアを叩く際に雨の冷たさを感じることがあります。雨が冷たい場合と、風が強い場合とで『寒い』と感じる度合いが増します。
例えば風速1メートルで体感温度が1度下がると言われていますが、強い雨が体を強く叩けば体感温度が下がるうえに、雨の冷たさも増し、行動によって熱を作ることが出来れば良いのですが、雨によって足元も滑りやすい状態だと行動による熱が作りづらく徐々に熱が奪われていき非常にリスキーな状態となります。
行く山の標高と気温を推測して安心安全な構造を持ったレインウェア選びが重要となります。下のグラフから解るように、東京の1月平均気温7.1度と、槍ヶ岳の8月の平均気温8.9度がほぼ同様です。
※横スクロールで表がスクロールできます。1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
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東京 | 7.1 | 8.3 | 10.7 | 12.8 | 19.5 | 23.2 | 24.3 | 29.1 | 24.2 | 17.5 | 14 | 7.7 |
谷川岳(1977m) | -10.4 | -10.1 | -6.8 | -0.2 | 5.4 | 9.8 | 13.8 | 15.1 | 10.7 | -0.6 | -5.8 | -7 |
赤岳(2899m) | -14.4 | -13.9 | -10.1 | -3.5 | 1.8 | 6.0 | 10.0 | 10.9 | 7.7 | -0.4 | -4.2 | -10.6 |
槍ヶ岳(3180m) | -17.6 | -17.5 | -13.6 | -6.7 | -0.7 | 3.7 | 8.2 | 8.9 | 4.5 | -2.4 | -7.9 | -13.8 |
レインウェアの基礎知識
レインウェアを選ぶ際に基準となる数値として「耐水圧」と「透湿性」が使用されます。それぞれの言葉についてしっかりと把握しておきましょう。
耐水圧
日本産業規格(JIS=Japanese Industrial Standardsの略)が定めた測定方法で、生地表面がどのくらいの水圧まで耐えられるかを表した数値です。数値が高いほど防水性に優れています。耐水圧10,000mmとは、素材に10mm四方×高さ10mの水柱を立てても水が染み出さないことを表しています。傘の耐水圧は(傘の種類や傘の張りなどによって異なりますが)おおよそ250~500mmで、1時間あたりの雨量が1mm以下の小雨程度なら300~500mmの耐水圧で雨を凌ぐことができると考えておくと良いでしょう。
登山では耐水圧10,000mmで1時間あたりの雨量1~30mmで十分なレベルで、耐水圧20,000mmで1時間あたりの雨量100mm~300mmを防ぐことができると考えておくと良いでしょう。
※横スクロールで表がスクロールできます。耐水圧 | 雨の目安 | 雨量 |
---|---|---|
300mm | 小雨 | 1時間あたりの雨量が1mm以下 |
2,000mm | 中雨 | 1時間あたりの雨量が1~10mm |
10,000mm | 大雨 | 1時間あたりの雨量が1~30mm |
20,000mm | 嵐 | 1時間あたりの雨量が100mm~300mm |
透湿性
水蒸気が通り抜ける性質を透湿性と言います。空気を通す性質を通気性と言い混同しないように注意しましょう。透湿性に優れたレインウェアは汗で蒸れにくいというメリットがあります。24時間中に内側から外側に水蒸気を逃がすグラム数で表され「16,000g/㎡」という表記は1㎡あたり24時間中で16,000gの水蒸気を逃がすことができるという意味になります。
水蒸気の発生は発汗量にもよりますが、おおよそ以下の様に覚えておくと良いでしょう。
- 大人の安静時で1時間あたり:約50g(24時間で約1,200g)
- 軽い運動で1時間あたり:約500g(24時間で約12,000g)
- ランニングなどの激しい運動で1時間あたり:約1,000g(24時間で約24,000g)
水蒸気の流れは気圧が高いところから低いところへ移動するため、レインウェアの内側と外側とで気圧が同じであれば透湿しません。またピットジップやジッパーを開けることによる水蒸気の放出に勝るものはなく、蒸れを感じて発汗をしそうになったらウェアの透湿性に頼るのではなく、立ち止まってレインウェア内の蒸れを逃がすよう対応するように心がけることをおすすめします。
レインウェアに採用される素材
ゴアテックス
レインウェアに採用される素材として信頼度が高く様々なメーカーが採用しているのがゴアテックスです。ゴアテックスは防水メンブレン素材として広く認知されています。
ゴアテックスはフッ素樹脂を使った防水透湿膜の元祖で長年の実績があります。もしもゴアテックスを使った製品に問題があったとしても製品を作ったメーカーだけではなく素材メーカーであるコアが保証してくれるシステムを構築しており信頼性に優れています。
ゴアテックスプロダクトを選ぶ際は、先に挙げた構造をチェックすることが重要です。3レイヤーのゴアテックスウェアは冷たい雨や風から身を守り安心して登山を行うメリットがあります。
2.5レイヤーや2レイヤーのゴアテックスレインウェアは軽量性と透湿性を兼ね備えており、耐候性よりも軽量性に重きを置いた作りとなっているため樹林帯や低山での登山用レインウェアとして機能を果たします。
透湿性能、ストレッチ性能にこだわるのであればゴアテックス以外に以下に挙げる素材に着目することもできます。
eVent
eVentはイギリスのメーカーでゴアテックスメンブレンと同じフッ素樹脂の膜を使っていますが、ゴアテックスメンブレンがフッ素皮膜を汗や油汚れから守るために内側にポリウレタンの層が一層貼られているのに対して、eVentはフッ素樹脂膜そのものに疎水性を持たせノンコートであるという特徴があります。これによってゴアテックスメンブレンと比べると透湿性や通気性には優れています。逆に言うと外部からの冷気を通すため防風性はメンブレン単体で見ると劣ります。
パーテックスシールド・シールドプロ
パーテックスはイギリスで開発された素材で防水素材としてはパーテックスシールド、パーテックスシールド・プロの2種類があります。パーテックスシールドはポリウレタンメンブレンを使用しており親水性無孔質PUメンブレンなのに対してパーテックスシールド・プロは疎水性多孔質PUメンブレンと違いがあります。無孔質は薄く仕上げることができ、多孔質は薄くしすぎると破れてしまうため、パーテックスシールドのほうが軽く仕上げることができます。ストレッチ性があり、透湿性に優れ、軽量性にも長けた素材として注目を浴びています。薄い素材なため冷たい風や雨が当たると冷えを感じる点もレインウェア選びの際に注意が必要です。
ポーラテックネオシェル
ポーラテックの防水素材という位置付けのネオシェルは耐水圧はゴアテックスやeVentと比較すると半分ぐらいなのですが透湿性に関してはずば抜けて良い素材です。ネオシェルもパーテックス同様ポリウレタン系防水透湿素材で、パーテックスシールド多孔質なため、通気性能に優れています。通気性が良い分、外部からの冷気を通すため防風性に劣る点は注意が必要です。
各メーカー独自素材
アウトドアメーカーが独自に開発した素材は、原価を抑えることができるため登山者にとってはコストパフォーマンスが良くゴアテックスと比較した際に、通気性やストレッチ性などの特徴づけをもったレインウェアを見ることができます。ハードなアクティビティをするのならば、ストレッチ性に優れ、透湿性、通気性に優れたレインウェアが良いかもしれません。ただしストレッチ性、透湿性、通気性を高めると耐水圧が劣る点にも注意が必要です。
※横スクロールで表がスクロールできます。メーカー | 素材名 | イメージ | 耐水圧 | 透湿性能 |
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マウンテンハードウェア | ドライQ | 非公表 | 非公表 | |
モンベル | ドライテック(R) | 20,000㎜以上 | 8,000~20,000g/㎡・24hrs | |
ミズノ | ベルグテック(R)EX | 30,000㎜以上 | 16,000g/㎡・24hrs | |
ザ・ノース・フェイス | ハイベント(TM) | 非公表 | 非公表 | |
パタゴニア | H2No | 非公表 | 非公表 | |
ファイントラック | エバーブレス(R) | 20,000㎜以上 | B-1法での数値は不明 | |
ミレー | ドライエッジ ティフォン | 20,000㎜ | 50,000g/㎡・24hrs |
このようにゴアテックス以外にも様々な防水透湿素材があり、耐水性と保温性、透湿性と通気性、軽量性、ストレッチ素材のあるなしで大きく分類できます。
レインウェアを特徴づける機構
上に挙げた素材の良し悪しでレインウェアを特徴づけ、さらにピットジップのありなし、ダブルジッパーの採用、フードの形状、フィット感を高めるための機構などで各メーカーオリジナリティを出しています。それぞれメリットとデメリットがあり、自分にとって何が快適なのかをしっかりと考えて、レインウェアを選びましょう。
ピットジップのあるなし
ピットジップがあることでレインウェア内にこもった熱を排出することができ、涼しい風をレインウェア内に取り入れることができるメリットがあります。ピットジップは雨の侵入が少ない多くは脇下に備わっており、雨が降っている最中でもピットジップの開閉ができます。
ピットジップはジッパーが採用されているため、コンパクトになりずらく重量がかさむデメリットが挙げられます。
ダブルジッパーの採用
ダブルジッパーがあることで胸元空だけでなくお腹周りのジッパーを開閉することで涼しい風を下から取り込むことができるメリットがあります。
ダブルジッパー採用のジッパーなためピットジップ同様重量がかさむデメリットが挙げられます。
フードの形状
アルパイン用レインウェアの多くは耐久性と保温性に優れた耐水透湿素材を採用しており、フードはヘルメットをしたままでもかぶれるよう大きく作られている傾向があります。
トレイルランニングなどのハードなアクティビティではフードをした時に風でバタつかないようにフィット感を向上させ頭にフィットするように作られている傾向があります。
雨が顔に当たると顔から首に垂れてベースレイヤーを濡らす事が考えられます。こうならないようにフードにしっかりとツバが付いてい水の侵入を防ぐための特徴付けが行われているモデルも見受けられます。
フィット感を高めるための機構
稜線に出てレインウェアを着用した際に強い風に煽られウェアがバタつき行動しずらいことが考えられます。また風によって袖口や裾から雨の侵入が考えられることからドローコードでしっかりとフィットさせて雨の侵入を防ぐよう作られているレインジャケットが見受けられます。
ドローコードがあることで重量がかさむデメリットが挙げられます。
おすすめのレインウェア
おすすめのレインウェアと言っても何を重視するかによって様々です。以下では耐候性と軽量性と通気性と動きやすさという視点でそれぞれおすすめのレインウェアを紹介します。
耐候性に優れたレインウェア
パタゴニア トレントシェル3L・ジャケット
パタゴニアオリジナル素材H2Noを採用したレインジャケットです。肌面に滑らかな生地を裏打ちしているため着心地がよく、フードのフィット感にも優れています。左サイドポケットでパッカブルでき携行性にも優れたモデルです。
- 【素材】H2Noパフォーマンス・スタンダード採用の3層構造
- 【耐水圧】非公開
- 【透湿性】非公開
- 【平均重量】394g
- 【特徴】パッカブル可能・ピットジップあり
モンベル ストームクルーザー
防水性・透湿性・軽量性を両立させたレインジャケットです。縫製箇所を極限まで減らしたモンベル独自のパターンと、汗離れがよく着心地のよいGORE® C-ニット™バッカーテクノロジーを採用しています。20デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップで極厚手ではありませんが、その分軽量性に優れています。
- 【素材】ゴアテックス ファブリクス3レイヤー[表:20デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップ]
- 【耐水圧】50,000mm以上
- 【透湿性】35,000g/m²・24hrs(JIS L-1099B-1法)(参考値)
- 【平均重量】254g
- 【特徴】スタッフバッグ付き
172㎝、73㎏
Lサイズで丈も袖もちょうどでした。
登山用に購入、軽く、薄い生地にとても不安でしたが、雨の中の使用にも問題なしでした。
雨の中の使用状況は他の方も書いていますが、とても快適。
特筆すべきは夏場、曇りの天候で日よけ対策のためにも使用できたこと。
蒸れることも少なく、風通しも悪くありません。
夏の北海道とはいえ、普段から着れる状況でした。フードが優秀です。
Amazon
レインハットよりも蒸れが少なく快適でした。
あとは色の選択が増えればな~ってとこですかね。
アークテリクス ZETA SL ジャケット
ミニマルなデザインと関節に沿ったパターンで、自由自在に動きにフィットするためアールラウンドに活用できるレインウェアです。冬場はインナーダウンを着込んだり、春先は薄手のミドルレイヤーと合わせることで長いシーズンでの着用が可能です。ミドルレイヤーを追加する前提であればサイズは大きめがおすすめです。
- 【素材】ゴアテックス PACLITE® Plusプロダクトテクノロジー
- 【耐水圧】非公開
- 【透湿性】非公開
- 【平均重量】310g
- 【特徴】ピットジップあり
178センチ75キロでMサイズを選択しました。レビュー通りで袖丈は長いですが特に問題ありません。ショップレビューですが、思ってたよりレンポンスが良く、吊るしの商品かなと思ってたら、未開封の状態で届いたのでかなり満足してます。BIRD AIDもしっかりついているので安心です。おすすめします。
Amazon
軽量性に優れたレインウェア
ストライクトレイルフーディ
3レイヤーで肌に接する面のべたつきを感じにくく、Tシャツの上に着用しても透湿性も高い為、長時間の着用でもストレスが少ないレインウェアです。ノースフェイスのストライクトレイルフーディを含めたジャケット類は、他メーカーのアジアンフィットと比較すると、小さいサイズ設計なので、ウェアの重ね着をすることも考えると、いつもより1サイズ大き目を選ぶと良いでしょう。
- 【素材】7D HYVENT(R) Flyweight 3層
- 【耐水圧】20,000mm
- 【透湿性】40,000g
- 【平均重量】110g
- 【特徴】スタッフサック収納
ラブファントム プルオン
90gのプルオーバー型のレインウェアです。トレイルランニングから登山まで幅広く活用できる特徴を備えてます。着心地の良さからウインドブレーカー代わりにも活用できるので、レインウェア兼ウインドブレーカーとして持ち歩き、軽量化を行えます。
- 【素材】Pertex Shield 2.5レイヤー
- 【耐水圧】20,000mm
- 【透湿性】20,000g
- 【平均重量】90g
- 【特徴】ストレッチ性あり・スタッフサック収納
アークテリクス ノーバン SL フーディ
雨天時の運動量の多いトレイルランニング用にデザインされ、重量はわずか 125 グラム。アークテリクスのゴアテックスジャケットのなかで、最も軽量で透湿性に優れた製品です。超ミニマルなデザインに、SHAKEDRY™ テクノロジーの生地を採用したゴアテックス素材を用いています。
- 【素材】ゴアテックス SHAKEDRY™ テクノロジー
- 【耐水圧】非公開
- 【透湿性】非公開
- 【平均重量】120g
- 【特徴】スタッフサック収納
動きやすく通気性に優れたレインウェア
ラブ キネティック2.0ジャケット
ラブ キネティック2.0ジャケットは比類のないレベルのストレッチ性による動きの良さと、優れた透湿性が特徴のレインジャケットです。雨の中でもこの優れた透湿性で汗をかきづらく、更には動きやすいために行動を妨げない特徴があり、登りなどの汗をかきやすいシーンで心地よく行動ができるレインジャケットです。
- 【素材】Proflex™ナイロンリサイクル素材
- 【耐水圧】10,000mm
- 【透湿性】35,000g
- 【平均重量】336g
- 【特徴】ストレッチ性あり