燕山荘は北アルプスを代表する山小屋です。予約方法や食事メニュー、営業期間やテント泊について紹介します。燕山荘で宿泊する際のおすすめスポットも案内します。
燕山荘の歴史
燕山荘の創設は大正10年で2021年には100年目を迎え歴史がある山小屋として未だ人気がある。山小屋が出来たばかりの名前は「燕の小屋」と呼ばれていたようです。北アルプスの表銀座に位置し毎年多くの登山客に利用されています。
山小屋は当時からほぼ変わらず現存し続け、その独特な雰囲気は居心地が良く温かみがあります。燕山荘のスタッフの方々の明るく真摯な対応も素晴らしく、疲れた登山者の心を癒してくれます。
燕山荘の最新情報
燕山荘を利用する登山者の助けとなるのが現地の最新情報だと思います。実際に行ってみないとわからない天気や気温、雪の状態や高山植物の咲き具合。こういった現地情報は燕山荘のスタッフブログ、燕山荘Facebookで確認することができます。
スタッフブログでは山小屋で楽しめるグルメ情報なども公開されています。Facebookではリアルタイム性があり、直近の情報をキャッチアップすることができます。
燕山荘の予約方法
燕山荘の予約は一般室と個室とテント場の3種類があり、それぞれ空き状況をウェブで確認することができます。カレンダーで「◯」印があれば予約は可能、「満」印は予約不可能、「△」印は宿泊定員に近づいている状態を表しています。テント場の予約についてはコロナウイルスの影響下では予約が必要で、環境によって変わるので詳細はオフィシャルサイトをご確認ください。
燕山荘の宿泊・テント泊料金
燕山荘の宿泊は幾つかの価格体系が存在します。以下の表で確認することができます。
※横スクロールで表がスクロールできます。1泊2食 | 素泊まり | |
燕山荘一般室宿泊 | ・大人/13,000円 ・高校生/11,500円 ・中学生/9,000円 ・小学生/8,000円 (大学生:学割500円割引 ※学生証提示) | 大人/9,000円 |
燕山荘個室宿泊 | ・大人/16,000円 ・高校生/14,000円 ・中学生/12,000円 ・小学生以下/11,000円v | -- |
テント場宿泊 | -- | 1名様 2,000円 |
燕山荘の食事
燕山荘の食事は夜はハンバーグに焼き魚、サラダ、お味噌汁とごはんはお変わり自由と山小屋としては非常に贅沢な食事を楽しむことができます。
朝ごはんは焼き魚をメインにお米とお味噌汁がお変わり自由となっています。
燕山荘にある喫茶サンルームは、コーヒーやケーキ、生ビールを楽しめます。中でもケーキは燕山荘の人気メニューで過去にはケーキフェアを開催しています。追加のケーキが+200円で頼むことができ、女性に人気の企画が目白押しです。
燕山荘で手に入るTシャツ・お土産
燕山荘で人気なグッズといえばTシャツでしょう。おしゃれで機能性に優れたオリジナル商品を手に入れることができます。畦地梅太郎さん、中村みつおさん、小林ヤスヒコさん、熊谷榧さん、山里寿男さん、山本陽さん、鈴木佑治さんなどのアーティスト、著名人の方々とのコラボレーションアイテムが魅力的です。お土産以外にも登山用の装備なども販売されているので、もしものときにも助かります。
燕山荘のおすすめスポット
喫茶サンルームからみる夕焼け
外が寒い時に喫茶サンルームからだと温まりながら、時間の経過とともに夕焼けに染まっていく燕岳の景色を楽しめます。喫茶サンルームには沢山の登山本もあり、登山客との談話スペースにも活用されているので、是非覗いてみてはいかがでしょうか?
燕山荘玄関前からみる安曇野市の夜景
星空も美しいですが、燕山荘から見る松本市、安曇野市の夜景もまた美しいです。正面には千曲川が流れる上田市の夜景と、四阿山があり、空にオリオン座が輝く景色は登山者だけが楽しめるご褒美です。
燕山荘の正面のデッキからみるご来光
朝になると燕山荘の正面のデッキにはカメラを準備した登山客の人たちが今か今かと御来光を待ちのぞみます。遮るものが何もなく心が洗われるひとときを味わえることでしょう。
デッキとは反対側に槍ヶ岳のモルゲンロートが楽しめます。東にご来光、西にモルゲンロートという贅沢な景色を堪能する登山者の足取りは忙しく、燕岳の白い花崗岩がオレンジ色に染まる幻想的な景色にも感動することでしょう。
山の名前 | 燕岳 |
都道府県 | 長野県 |
標高 | 2,763m |
天気・アクセスなど | 燕岳の詳細情報 |