鮮やかな夏の黄色と野反湖のブルーのコラボレーションが魅力の野反湖ハイキングコースを紹介します。梅雨の明けた7月18日、何処までも青い空の下の野反峠休憩舎・花の駅より弁天山経由で群馬百名山のエビ山と野反湖を眺めなら周回しました。
山の名前 | エビ山 |
都道府県 | 群馬県 |
標高 | 1,744m |
天気・アクセスなど | エビ山の詳細情報 |
野反湖とは
群馬県は中之条町にある野反湖(のぞりこ)は、長野・新潟県境近く中之条町北部に位置する標高2,000m級の山々に囲まれた高原のダム湖です。標高1500メートルの初夏の湖畔にはノゾリキスゲが群生し、深いブルーの湖と空に美しく映える鮮やかな黄色のコントラストが訪れる人々を魅了します。湖畔の遊歩道からも多彩な高山植物が観察できます。
野反湖ハイキングコース・コースマップ・難易度
コースマップはを見ていただくとわかる通り、富士見峠(コースマップの下部中心)から様々なコースを堪能できます。野反湖を一周する湖畔を歩くハイキングコースや、西のエビ山、高沢山、三壁山、東の八間山を登山するコースなど体力に合わせてコースを選ぶことができます。
今回案内するコースは野反湖を周遊するハイキングコースで、 野反峠休憩舎・花の駅をスタート&ゴールに設定します。そして野反湖の景色を堪能できるエビ山を経由した初心者~中級者にも楽しめるコースを選択します。
①野反峠休憩舎・花の駅→②弁天様(石仏)→③エビ山→④野反湖キャンプ場 テント場→⑤野反ダム
スタート地点 | 野反峠休憩舎・花の駅 |
ゴール地点 | 野反峠休憩舎・花の駅 |
累積標高 | 592m |
必要日数 | 日帰り登山 |
コースタイム | 約4時間30分 |
距離 | 約10.7km |
難易度 | ★★☆☆☆ |
野反湖ハイキング周遊コース
花の駅よりスタート、凸凹ガールズがご案内します。
花の駅から距離にして500mほど、弁天山は至近です。
草津温泉街と草津白根山を臨みます。
オニユリでしょうか。
オトギリソウの群生する傍らを。穏やかな山容ですが急登も有り、しっかりとした足元装備に越したことはありません。
エビ山山頂へ。ここは絶景といった感じはありませんが、周囲に咲く花々が可憐です。
エビ山から少し下った場所より展望。
湖畔近くまで下り野反湖キャンプ場の管理エリアに入ります。サイト周辺も実に素晴らしいロケーションで、ここはキャンプでも訪れたいと思わされます。
写真では分かりませんが、澄んだ水面の下にはヤマメの群れが見えました。
キャンプ場を過ぎ、野反ダムを渡ります。岩石を投石して築かれたロックフィルダムは日本に4基しかないそうです。
ダムを渡るとすぐの場所に野反湖展望台兼案内所、一面のキスゲとそよぐ風がとても気持ち良い場所でランチタイムとしました。
ランチの後は湖畔を歩みます。日射し強い日でしたが湖畔は本当に爽やかな風が。
湖畔から遊歩道へ。スタートの野反峠に近づくにつれ多くのキスゲに迎えられます。
他の山で見かけるキスゲも風に揺れる白いトラノオとペアで互いを引き立て合うこと多いですが、ここ野反湖畔も同様です。
スタートの野反峠、花の駅より遊歩道を俯瞰すればキスゲの中を貫く遊歩道。8月のキスゲはより高い場所にステージを移し湖畔の主役はヤナギランに譲られます。
野反湖へのアクセス方法
車で移動
関越自動車道渋川伊香保I.C 下車
国道17・353・145 号線で長野原へ。須川橋交差点右折国道292号線へ。I.Cから約2時間10分
電車で移動
新特急草津号利用
長野原草津口駅下車。下車後タクシー「野反湖」1時間
駐車場・トイレ情報
野反湖と周辺山々のトレッキング起点となる 野反峠休憩舎は湖の全貌が見渡せ、様々な観光情報も提供。手作りのケーキや美味しいコーヒーで休憩や食事もできます。大きな駐車場と24時間使用できる清潔なトイレを備えます。
- 住所:〒377-1701 群馬県吾妻郡中之条町入山 野反峠
- 営業時間:09時00分 ~ 17時00分 休館:11月下旬~4月中旬(要確認)
- 休日:不定休
- 電話:0279-95-3111・090-3877-1429
- 大型駐車場有り
- 24時間使えるトイレ有り