山やキャンプなどで食べる炊き立てご飯は、なんておいしいのでしょうか。簡単においしくごはんが炊ける人気の飯ごう「メスティン」を使う人も多いのでは? 今回はメスティンにスタッキングできるソロキャンプや山飯にぴったり!北海道・当麻町で作られた計測要らずの「メスティン飯」についてご紹介します。このお米を使えば簡単に炊飯が可能です。
北海道・上川郡当麻町とは?
上川郡当麻町は、旭川市内から車で約30分の場所にある町。米やスイカ、きゅうりなどの生産が盛んです。
特にお米は、全道トップクラスの良質味米が栽培される米どころ。盆地特有の寒暖差によりお米の生産に良い条件が揃っているため、大変おいしいお米が作られています。この当麻町のお米を使ってメスティンで美味しいご飯を頂いてみましょう。
当麻町の「メスティン飯」とは?
今回のメスティン飯は、当麻町の米農家「長谷川農園」のお米が使われた商品。キャンプや登山での山ごはんでも、おいしいお米を食べられるようにと、ブレンドされた1合パックのお米に仕上がっています。
メスティン飯の開発・販売に携わった当麻町の木育マイスター・石黒さんに経緯を伺いました。
「メスティンユーザーが増えた最近、アウトドアを楽しむひとから様々な声があがりました。
- メスティンの中に入れて持ち運べるお米がほしい
- ソロには1合で十分だが、商品としてなかなか販売されていない
- 1合であれば水や米を計測せずにすぐ炊飯できる
雑談の中から、こんなお米があったらいいのに! という話が次々に出てきました。
そこで、地元の米農家さんにお願いし、作っていただくことになったんです。」
実際に購入し、トランギアのメスティンに収納してみたら、サイズ感もぴったり。コンパクトに持ち運べて便利です。
パッケージには、長谷川農園の代表「長谷川新(はせがわ あらた)さん」の名前のロゴ「aratagia」の文字が書かれています。メスティンのブランド「trangia」の許可のもと使われているのだとか。遊び心を感じる素敵なデザインがとってもオシャレですね!
「trangia・メスティン」で「aratagia・メステイン飯」を炊いてみた!
普通サイズのトランギアメスティンで、メスティン飯を炊いてみました。
1合のお米と水を入れます。水の量はリベットの真ん中くらいでちょうど良くおいしく炊けますよ。
メスティン飯は研がなくてもおいしく食べられるのだとか。水の節約や研ぎ汁の処分を考えなくても良いので、簡単に炊飯ができます。
30分程度給水し、固形燃料で炊飯してみます。ほったからし炊飯に挑戦です。
固形燃料は20分から25分程度燃焼するタイプのものを使いました。
給水30分、炊飯25分、固形燃料の火が消えたら、メスティンをひっくり返して10分程度蒸らします。
フタを開けたらふっくら。炊き立てご飯のいい香りが立っておいしそう!!柔らかさもちょうど良く、研いでいないのにぬか臭さは一切なし!おいしく頂きました。
北海道・当麻町産のメスティン飯は、「道の駅 とうま」や、アウトドアショップ「秀岳荘 旭川店」「秀岳荘 札幌白石店」で販売されています。1パック300円。採れたてのお米をすぐに真空パックにしているから、開封するその時まで新鮮な味わいを楽しめますよ。
キャンプで、登山で、広大な大地で育まれた採れたて・炊き立てのご飯を味わってみてはいかがでしょうか。