軽量でコンパクト、それでいてアクティビティの最中に着用していてもしっかり溜まった熱を外に放出してくれるウェアが欲しいと思って出会ったのはノローナの『ロフォテン アルファジャケット』です。
ロフォテンが採用したポーラテックアルファ
ロフォテン アルファジャケットはその名のとおりポーラテックアルファを採用しています。従来の化繊の中綿だと中の繊維が外へ噴き出さないように高密度の表地、裏地で綿素材をサンドイッチしなければなりません。それは通気性という一点に着目した場合、どうしてもその高密度の表地・裏地のバリアが通気の妨げになっていました。一方、ポーラテックアルファは繊維が縦糸と横糸で織られている板状になっているので綿が外に出る心配がない。
そうすると表地、裏地ともに密度の荒いものを採用することができ、高い通気性を実現しているのです。
ロフォテンアルファ60ジャケットの特徴
ロフォテン アルファジャケットの裏地は消臭加工が施されたポリエステル・メッシュで抜けの良さを実現しています。外側はポリエステル生地が施されていて、強く冷たい風が吹き込んでもある程度守ってくれるウィンドブレーカー的な役割を担ってくれています。
行動中にもロフォテンアルファ60
それまで使っていたフリースは抜けの良さはとてもよかったのですが、嵩張りと雨が降ったときに直接濡れて渇きが遅かったのが弱点でした。
使用しているシーンは毎日の通勤(満員電車)から、雪山での滑り、そしてカヤック等です。
家を出るときから着ていて、車もしくは電車でフィールドへ着いたらアウターシェルを上に羽織って遊びます。 滑り終わっても、漕ぎ終わっても、その高い通気性のお陰でアンダーが汗で濡れていなくて、「温泉に入らないと」っていう不快感がまったくない。なので、着ていたアウターを脱いでそのまま運転したり、電車で帰ります。 持って行く着替えはいつしかなくなり、寒い中でのアンダーの着脱といった面倒がなくなっています。
春スキーを楽しむ時のロフォテンアルファ60
春スキーを楽しむ際には、そのままアウターとして滑っています。撥水加工が施されていますが、付着した雪が解けたり、雨が降ったりとアルファそのものが濡れることもありますが、濡れてもロフトが著しく損なわれることもありませんし、なにより肌に触れる「べっちゃり感」がありません。その為、濡れても冷えを感じにくいのもこのウェアーの特徴だと思います。ちょっとの雨だと、ヘルメット対応のフードを被ってそんまま遊んでいます。
仲間が使うロフォテンアルファ60
最近、会社の仲間や取引先の方達は裏地にメッシュ素材を採用しているノローナのアルファジャケットを、トレイルランニングなど長く運動が続くアクティビティーで使用されています。通勤からトレランまで、様々なアクティビティーで活躍する万能な素材がついに開発されたと思っています。その万能性は僕にとっては革命的で、秋から春にかけてはずっと着用していますし、今後は荷物のミニマム化といった視点からも高い評価をされてくるかと思います。