ゴアテックスのPlus Warmテクノロジーとプリマロフトのグリップコントロール、更に約200年の歴史があるピタードのレザーを使ったRabの保温性と耐候性に優れたスキーグローブを紹介します。バックカントリースキーや春先のスキーまで使用できる高い汎用性と、安心の保温力について紹介します。
おすすめポイント
- 透湿性を備えつつ、手を暖かく保つ設計
- 保温力を高めながらもグリップがしやすいインサレーションを使用
- 革の表面にグリップを強化する素材を組み込み、ぬれても滑りにくい
- 非常に柔らかいレザーのために握った場所にフィットしグリップ力を高める
商品概要
ブランド | Rab |
商品名 | Khroma Freeride GTX Glove |
商品説明 | GORE-TEX® Plus Warmテクノロジーを採用した最高スペックのビッグマウンテン向けスキーグローブ。 |
価格 | ¥21,500 |
重量 | 263g |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
軽量性 | ★★★★☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
透湿性 | ★★★★★ |
保温性 | ★★★★★ |
ゴアテックスのPlus Warmテクノロジーについて
今回紹介するグローブはゲレンデスキーから長期でのバックカントリースキーにも活用できる保温性と防風性に優れたグローブです。
ひとつにゴアテックスのPlus Warmテクノロジーが採用されており透湿性を備えつつ、手を暖かく保つ設計になっています。バックカントリーに出かけると、滑るだけでなく激しい運動を強いられる時があります。グローブをいくつか持っていって状況に応じて交換することができるようなシーンであれば良いのですが、グローブを変える手間を惜しんで行動に集中する時があります。
そんな時に手の熱をしっかりと外に逃がしてくれるので、汗でグローブを濡らしづらくリスク軽減につながります。
春スキーでは雪が解けてグローブに防水性の物を使用しますが、RabのKhroma Freerideスキーグローブは防水性にも優れているので安心です。
ゴアテックスのメンブレンが入っていることでグローブが硬く、ストックを握る際にストレスを感じてしまうことが心配でしたが、プリマロフトの技術とピタードのレザーシステムでスキーストックを握りやすく操作性にも優れています。
プリマロフトのグリップコントロールについて
プリマロフトはグローブに使用する保温素材として非常に高い保温性を持っています。ただしシンサレートやフリースと比較すると、保温力は高いですが操作性がいまいちなことが多いんです。
しかしこのグローブはプリマロフトのグリップコントロールを採用しているため、保温力を高めながらもグリップがしやすいインサレーションを使用しています。
同じプリマロフトを使っているグローブと比較すると分かりやすいのですが、ストックの握りやすさに違いを感じることができます。
ピタードのレザーについて
今回紹介しているRabのスキーグローブ「Khroma Freeride GTX Glove」は高級感のあるデザインと柔らかなピタードのレザーが採用されています。
このレザーは耐摩耗性に優れたイギリスの歴史あるレザーメーカーのパフォーマンスレザーを採用しています。ピタードのパフォーマンスレザーにはオフィシャルサイトで見てみると12種類もの特徴を備えたレザーがあり、この中でもグリップ性能に優れたレザーを採用しています。
レザーを拡大して見てみると革の表面にグリップを強化する素材を組み込み、ぬれても滑りにくく、非常に柔らかいレザーのために握った場所にフィットしグリップ力を高めています。
スキーをしていると、ほとんどの時間ストックを握り運動をしているので、硬いレザーでグリップ力に難があると、スキーが終わった頃には手が大変疲れてしまいます。
まとめ
この他にもノーズワイプレザー、取り外し可能なリーシュ、片手で調整可能なアジャスタブルコードと、取り外しのしやすさや、落としてしまうリスク軽減にも優れた作りとなっています。
今回紹介しているKhroma Freeride GTX Gloveは2020年モデルのカラーです。現在はオールブラックの渋いデザインのグローブでミットモデルを手に入れることができます。ミットなので、保温力は更に高くなっています。
Rabのグローブのサイズについて
サイズは日本人の平均的なサイズであればMサイズ、手が少し小さめな人にはSサイズがお勧めです。
A:小指から人差し指の手のひら部分で一番長い部分
B:中指から手首までの長さ
サイズ | A | B |
S | 18-19cm | 16.5-18cm |
M | 20-21.5cm | 19-20cm |
L | 23-24cm | 21.5-23cm |