ゴアテックスプロを採用したRabのビブパンツは、耐久性と透湿性に焦点を当てたゴアテックスプロの2種類の技術を採用しており、さらに行動しやすい腰回りのフィット感と着脱が容易なジッパー構造、必要最低限のポケットを配置したビブパンツに仕上がっています。
おすすめポイント
- お腹までを隠すビブで上半身のレイヤリングを邪魔しない
- ブーツを履いたままボトムスの脱ぎ履きが可能なジッパー構造
- 前開き部分のダブルジッパーで用を足す時に扱いやすい
- 右側の膝上部分のポケットは貴重品を収納しておくのに便利なストラップ付き
- ゴアテックスプロのモストラギッドテクノロジーにより摩擦強度に優れている
- 裾からの雪の侵入はボトムスの内部にゲイターが備わっている
商品概要
ブランド | Rab |
商品名 | Latok GTXBib |
商品説明 | 2種類のGore-Tex Pro、通気性重視の"Most Breathable"と耐久性に優れた"Most Ruggesd"を組み合わせて作られており厳冬期の雨や雪に耐えられる機能を備えております。 |
価格 | ¥51,700 |
重量 | 579g |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
軽量性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★★ |
透湿性 | ★★★★☆ |
保温性 | ★★★★☆ |
ビブパンツとは
リブパンツとはオーバーオールのように胸当てとサスペンダーが付いたスタイルのボトムスで、転倒した際に腰から雪が入りづらく、お腹から胸にかけての防風に優れた形状です。
Rabのビブパンツの形状とメリット
Rabのビブパンツの形状はお腹までを隠すスタイルとなっており、上半身のレイヤリングを邪魔しない作りになっています。お腹を冷やしやすい僕にとってはメリットが多い作りです。
サスペンダーが付いているのでお腹周りを締め付ける必要がなく、動きやすいのも特徴です。テレマークスキーをする際に股関節の動きを重視するのですが、行動に集中することができるボトムスだと思っています。
ジッパー構造による多くのメリットがあるビブパンツ
Rabのビブパンツには止水ジッパーが、左右の足の側面に着脱がしやすいように配置されています。これによってブーツを履いたままボトムスの脱ぎ履きができます。このジッパーは活躍するシーンが限られるので、個人的にはより軽量なビブパンツに仕上げるためにそぎ落としてもよかったのかなと思います。
またダブルジッパーとなっているので、ビブパンツを履いた状態でブーツを履く際に、下部のジッパーを開けることで履きやすく、春スキーに入ると汗をかくシーンが多くなるのですが、上のジッパーを開けることで涼しい風をパンツ内に送り込むこともできます。
前開き部分のジッパーもダブルジッパーとなっているので用を足す時に扱いやすく、また涼しい風を取り入れるのにも有効活用できます。
右側の膝上部分にはポケットが設置されており貴重品を落とさないように供えられたストラップと、小さなストレッチメッシュポケットが内蔵されており財布や車の鍵を入れておくのに重宝します。
フィット感を出す構造と素材の配置
お腹部分には左右にベルクロストラップが付いており、これによってお腹へのフィット感を向上させることができます。
お腹を覆い隠す部分には透湿性に優れ、かつストレッチ性のあるゴアテックスプロのモストブリーザブルを採用しています。
足の部分は膝が曲げやすい立体裁断が採用されており、ゴアテックスプロのモストラギッドテクノロジーにより摩擦強度に優れた素材で長い期間の使用にも優れています。
70デニールのゴアテックスプロによって重量を抑えた作りも魅力の一つです。
登山時にアイゼンを履いて行動する際に最も摩擦が生じやすい裾部分には300デニールの高強度ナイロンが採用されています。
裾からの雪の侵入はボトムスの内部にゲイターが備わっていることで対応しています。
まとめ
登山、ピステスキーからバックカントリースキーまで様々なシーンで活用することができるビブパンツに仕上がっています。そして、スキー初心者には転倒なども多いことを考えると、雪の侵入を防いだ随所にみられる施しによって安心した作りが魅力でしょう。