日光開山1250年の記念事業として、世界遺産「日光国立公園」を駆け抜ける初のトレランレース「日光国立公園マウンテンランニング大会」が開催される。国際的観光地である栃木県日光を舞台に、世界遺産の日光二社一寺をスタートし、霧降高原一帯の30kmをルートとした本格的なマウンテンランニングレースとして初開催。
馴染み深い観光地であり、また30キロという初心者の方々でも比較的参加しやすい距離設定だから、是非この機会にエントリーを検討してみては?
Nikko National Park Mountain Running1 from Rihito Sasaki on Vimeo.
日光国立公園マウンテンランニング大会のコースの特徴をここで簡単に紹介する。

大会のコースの一部となっている霧降高原は、11月になると紅葉シーズンの終盤を迎える。植生は広葉樹が多く生息しているため、色鮮やかな峰々を臨むことができる。
旧霧降牧場の眺めは素晴らしく女峰山と日光市街を一望できるポイント。普段この付近は管理されているため入山が規制されているが、この大会に合わせて期間限定で開けてもらうことになっている。今までに知らなかったアウトドア日光を体験できる場所!

霧降高原レストハウスから小丸山展望台まで続く1,445段(高低差240m)の天空回廊など、駆ける者にとっては楽しみ(苦しみ)どころ満載なこのセクション。この階段は、赤薙山へ続きき、心肺機能を高めるためにトレーニングをしている人も見受けられる。
今回の大会コースに含まれている大きなポイント。さながら心臓破りの門といったところだろうか?

今回のコースには含まれていないが、大会開催中に「隠れ三滝」を望むことができる。日光と言えば華厳の滝や霧降の滝といった有名どころ。しかしながらまだまだ隠れた滝は存在する。大会当日は、走りながら音や風を感じて日光の自然に触れることができるだろう。
このように日光の歴史や自然をマウンテンランニングを通じて体験できる。レースに参加もよし、レースを機会に日光へ足を運び、観光を楽しむのもよし。是非この機会に日光という町の再発見をしてみてはいかがだろう?
【開催概要】
大会名称
日光国立公園マウンテンランニング大会
~日光開山1250年記念(日光山輪王寺)、日光神橋1250年記念(日光二荒山神社)
徳川家康公御鎮座400年記念(日光東照宮)の大会
開催日:2016年11月13日(日)8:00amスタート(雨天決行)
開催場所:日光市(東照宮表参道スタート~霜降高原・丸山~二荒山神社鳥居ゴール)
種目:30km
募集定員:400名
参加費:7,000円
お申し込み方法はRunnetのサイトにて
※エントリー開始中(2016年9月1日現在)