冬のキャンプ場は静かで気持ちがよく、夏のキャンプと比較すると人が少なく、空気が澄んで月や星も綺麗に見えます。キャンプ場はハイシーズンより利用料金が安いのもメリットです。でもとにかく寒い!
この記事では冬のキャンプに慣れたスタッフが実践的な寒さ対策をアドバイスします。第一弾はキャンプ用品のプロショップで人気のあるユーキャン向けギア、ベスト5を紹介します。
断熱素材で火の粉に強いノースフェイスのマウンテンパーカー
冬キャンで絶対楽しめるのが焚き火です。でも高級なダウンパーカーを焚き火の火の粉で穴を開けてしまっては楽しいキャンプも台無しです。そこで断熱素材を使ったアウターがおすすめです。少しゆとりのあるタイプであればダウンの上からでも着用可能です。紹介するマウンテンパーカーはコーデュラナイロンと断熱性のアクリル素材の混紡生地で作られており火の粉が付いても瞬時に火が消える特徴を持っています。マグネットでインナーと連結できるのでオールシーズン使用できるコストパフォーマンスに優れたマウンテンパーカーです。
自動膨張式で素晴らしい寝心地を提供してくれるマット
グラムコンフォートマットは表面に肌触りの良い起毛加工を施した寝心地のいい厚さ8cmのセルフインフレータブルマットです。裏に滑り止めが付いているのでコットの上に置いてもズレにくく、様々なシーンに活用できるマットに仕上がっています。
スノーピークがキャンプ用に作った石油ストーブ
薪ストーブもキャンプでは人気がありますが、温まるまでに時間がかかるので石油ストーブがおすすめです。カセットガスを使うタイプも人気があり、どちらにしようか迷いますが決め手は燃焼時間の長さでしょう。自宅で使用する家庭用ストーブは対流式なのに対して、スノーピークのグローストーブは側面方向へ熱が広がる特徴を持った遠赤外線によって周辺を温めます。
結露に強い素材を使ったオールシーズン活用できるテント
ogawa(オガワ)の技術を継承したオールシーズン使える傑作テントとして大変人気があるのがティエラシリーズです。冬のキャンプで気をつけたいのが結露です。結露によってテント内のダウンシュラフやジャケットなどを濡らしてしまっては保温力を失い就寝できなくなってしまいます。このテントは結露に強いコンボ素材を使っておりテント内でストーブを使っても大きなメッシュで寒気ができたりと様々なシーンに寄り添うような形のテントに仕上がっています。
高機能素材で温まるミズノの新寝袋
ミズノが開発したブレスサーモを使用したダウンシュラフは、水分を吸って暖かくなる特徴があり、水に弱いダウンと水を含むと暖かくなる素材の融合が特徴的です。背中側にダウンがあたると体重で潰れて保温力が低下するのですが、この集落は背中側には下線を表側にダウンを使っており、ダウン潰れによる保温力低下がありません。中に人が入ると電気毛布のように暖かくなる不思議なダウンシュラフです。