毎月前編と後編に分けてお届けする『大活躍の登山アイテム』シリーズ。今回は軽量化に行きすぎてストレスを感じてしまわないように熟考した登山装備を10アイテム紹介します。今年の登山にも大活躍してくれることでしょう。
OMM「カムレイカ オーバーミット」-超軽量レイングローブ
ペアでわずか23g(S)で、しかも完全防水でストレッチ性があり、冬のグローブでは寒くて手が冷たくなる際にオーバーグローブとして使用したり、3シーズンの登山ではレイングローブとして、様々なシーンで活用できます。ストレッチするためインナーグローブの上からストレスなくレイヤリングすることができます。また細かな点ですがバンジーコードがグローブについており、リーシュの役割を果たします。
アルトラ「KING MT」-フィット感とグリップ力が素晴らしい
商品名からも想起できる通りあらゆる条件のトレイルで走破するために作られたトレイルランニング用シューズです。岩場や泥などマットなトレイルにも滑らずしっかりとしたグリップで足運びが可能です。ラグが大きな単位で配置されたグリップに優れたアウトソール、高反発な素材で軽快な踏み心地を楽しめるミッドソール、耐久性とフィット感を生み出すベルクロが配置されたアッパー。ALTRA のトレイルランニングシューズの中でも一味違った走りを楽しむことができます。
セイシェル「サバイバルプラス」-山の中の水の確保に安心感を
本体容量600ml、飲み口部分に浄水器がついたボトルです。ボトルに水を入れ蓋を閉めたらあとはボトルを押せば濾過された水を口に運ぶことができます。浄水器のフィルター寿命は380リットル。毎日1リットルの水をセイシェルで飲んでも1年間使うことができます。夏になれば渓流に出かけ、水場が少ない登山にも安心感をもたらすギアのひとつです。
ペツル「イーライト」-エマージェンシーライトに最適
エマージェンシーヘッドランプは、登山において必ず持ち歩くアイテムのひとつです。もしもの時にしか使用しないため出来るだけコンパクトかつ軽量なヘッドランプを選びます。イーライトは重量26gで保護ケースに入れればバックパックのポケットやエマージェンシーキットと一緒に入れて携帯するのに適しています。照射力は30ルーメンで暗闇の中歩くのにギリギリな明かりを作ってくれます。
エネモチ-超旨い行動食
人工的な味が一切しないエネモチは、エネルギー149kcal、炭水化物27.8g(糖質27.2g)、たんぱく質1.5g、脂質3.5g、食塩相当量0.9gで、約40gの行動食です。糖質にパラチノース(R)を配合しているため、ゆっくりとエネルギへと変わっていく特徴があります。味は3種類あって、クルミ餅・塩餅・甘酒餅で、どれもめちゃめちゃ美味しいです。