茨城県北ロングトレイルは茨城県の北に位置する6つの市町に点在する山や海、川や滝などの自然の景観地を結ぶトレイルです。標高が低く雪の影響も少ないゴールデンウィークにこそおすすめの登山です。
茨城県北ロングトレイルの魅力
茨城県北ロングトレイルは主に里山を巡る周回コースとなっています。周回コースだからアクセスが良く自由に計画を立てることができます。6つの市町は日立、常陸太田、高萩、北茨城、常陸大宮、大子です。
総距離は320kmで、ピークを目指す登山とは違って、観光地や各街ごとの特徴ある風景やグルメを堪能しながら楽しむことができます。
現在開通しているコース
茨城県大子町・常陸大宮市・常陸太田市に渡るトレイルが現在開通しており、最寄り駅はJR水郡線の下野宮駅・袋田駅などになります。以下は現在歩くことができるトレイルマップです。見どころポイントはオレンジのアイコンのスポットです。
茨城県北ロングトレイルの見どころを一部紹介
茨城県北ロングトレイルの中の見どころは多く、以下からは茨城県北ロングトレイルで楽しめるおすすめスポットを紹介します。
大子町-月待の滝
滝の裏側に回ることができ、楓の木に囲まれた落差17mの静かな滝です。
常陸太田市-竜神峡付近で楽しむそば処
竜神峡は日本最大級の長さを誇る吊り橋で箸の長さは375m、ダム湖面より高さは100mと橋の上からの眺めは絶景です。この吊り橋の周辺にはそば処が多く、しかも美味しいそばを堪能することができます。
常陸太田市-西金砂神社の大銀杏と本殿からの景色
鳥居近くの2本の木は茨城県の指定天然記念物に指定されています。本殿までは長い階段と山道を上ります。本殿からの景色はどこまでも続く山々の景色が素晴らしいです。
大子町-篭岩
不思議な造形をした岩に開いた穴に通されたはしごを登ると素晴らしい景色に出会うことができます。岩盤は風化して奇妙な形で、一帯はとても不思議な雰囲気を漂わせています。
大子町-奥久慈岩稜
大円地越から釡沢越に続く山稜は奥久慈岩稜と呼ばれ、岩稜コントラストと那須連山まで見渡せる眺望が素晴らしいトレイルです。
ほんのわずかなスポット紹介でしたがその他にも三十三観音霊場、奥久慈しゃも、武生林道、袋田の滝など多くの魅力ある観光資源を堪能できます。
茨城県北ロングトレイル以外にも日本には実にたくさんのロングトレイルがあります。ロングトレイルは現在22トレイル(日本ロングトレイル加盟)あり、整備中のものも合わせると29トレイルあります。以下の記事で日本のロングトレイルを紹介しています。