6月の登山・ハイキング−おすすめの山と梅雨入り前後の注意点

6月の山は、低山では雪も溶けて夏らしい山の景色となり、2000mほどの山では、雪解けも進み歩きやすい登山が行える季節です。3000m級の山では、まだまだ雪が残り厳しい寒さが緩んでくる季節です。6月中旬には梅雨入りとなり、登山も難しくなる季節です。今回は6月の登山としておすすめの山と、梅雨入り前後の注意点について紹介します。

6月の登山は梅雨入り前後の寒気に注意

今年の梅雨入りは関東甲信越で6月12日頃と予想されています。北陸東北は平年並みとされ、九州から関東は平年より遅い梅雨入り予想です。

梅雨に入ると山の上では雨の予想が難しくなり、レインウェアは日帰り登山でも必須アイテムとして重視する必要があります。

梅雨入り前は梅雨前線が南に下がることで、上空に寒期が入りやすくなります。これによって局地的に雨が強く降ることも念頭に置いておきましょう。

特に太平洋側はオホーツク海高気圧の影響で数日間雨が降り続くことも予想されています。

ゼブラ柄と高山植物が美しい谷川岳-日帰り登山

1977mの標高を持つ6月の谷川岳は残雪に彩られたゼブラ柄が美しく、高山植物が咲き乱れ春の訪れを感じることができる登山を楽しむことができます。カタクリやシラネアオイ、ハクサンイチゲやエーデルワイスなどの高山植物を楽しむことができ、6月だからこその登山を味わうことができます。

長期で登山ができるのならば、谷川岳の馬蹄型を楽しむのもおすすめです。足慣らしの登山なのであれば、片道2時間30分で楽しめる。谷川岳ロープウェイを利用する初心者コースはいかがでしょうか？

谷川岳ロープウェイの営業時間は

• 平日　　8：00～17：00
• 土日祝　7：00～17：00

料金は

• 片道：大人1250円、子供630円
• 往復：大人2100円、子供1050円

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【日帰り登山】谷川岳-初心者から楽しめる難易度別ルート紹介＆アクセス便利な駐車場情報

谷川岳は群馬、新潟の県境にある日本百名山のひとつです。谷川岳は初心者から上級者まで楽しめる登山コースがあり、<strong>年間4万人を超える登山者が訪れる人気の山</strong>です。今回は谷川岳の魅力と危険について紹介しつつ、変化に富む谷川岳頂上を目指す難易度別登山コースとトイレ、駐車場情報を紹介します。

雨が降っても美しい北八ヶ岳-日帰りハイキング

北八ヶ岳はコケに覆われた森が特に美しく、雨が降ることでキラキラと輝く森の中を散策することができます。麦草ヒュッテを起点に白駒池周辺の散策は特に苔の森を楽しむことができるでしょう。雨が降ると滑りやすい岩場が周辺には多いので足元に注意する必要があります。

登山気分を楽しみたいのならば丸山、高見石小屋を経由する周回コースがおすすめです。高見石小屋の裏にある高見石を登ると白駒池を上から見ることができます。

麦草峠へ向かう国道299号は11月中旬から4月中旬は冬季通行止めとなります。6月は直接バスかマイカーで麦草峠へ向かうことができます。麦草峠の駐車場は約30台、白駒池入口駐車場は約150台（1日500円）駐車することができます。

花々が咲き乱れる尾瀬ヶ原-日帰りハイキング

5月末になると尾瀬にある山小屋がオープンし始めます。そして、尾瀬沼や尾瀬ヶ原には水芭蕉を初めとした様々な花が咲き始めます。この花たちを見に6月は尾瀬ヶ原に訪れる登山者も多くなる時期です。

おはようございます☺️
今朝の尾瀬ヶ原には白い虹が出て、すかさずスタッフが撮影してくれました✨二枚目以降は昨年撮った写真です📷️シーズン中に何度か出現するので、運が良ければ出会えるかも！？🌈 pic.twitter.com/0KAx42S9jS

— 尾瀬小屋【尾瀬国立公園】 (@ozegoya) May 25, 2022

尾瀬ヶ原を散策するのにはいくつかルートがありますが、戸倉から鳩待峠まで乗合バスに乗って鳩待峠を起点に散策するコースが最も知られています。鳩待峠から山の鼻までは約50分、そこから尾瀬ヶ原中心へと歩いて行けます。

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シーズン到来！尾瀬の登山の楽しみ方−尾瀬歩きの服装と山小屋の営業情報

5月末になると尾瀬にある山小屋がオープンし始め、尾瀬沼には様々な花が咲き始めます。積雪の状況によっては残雪が多い時期があり、雪解け水と雨が重なり、増水の危険も考えなくてはいけません。この記事では尾瀬登山の楽しみ方、尾瀬歩きの服装、尾瀬にある山小屋の営業情報について紹介します。

濡れると透明になるサンカヨウを見に行く

濡れると透明になる「サンカヨウ」。朝方雨が降った戸隠森林植物園でその姿を見ることができました。咲き始めなので、これから続々と開花してくるかと。強い雨が当たると花びらが落ちてしまうので、次の雨の日が狙い目かもしれません。写真：戸隠森林植物園提供 #戸隠 #サンカヨウ m pic.twitter.com/gMVFGwzNqz

— 戸隠観光協会 (@infotoga) May 22, 2022

サンカヨウは雨に濡れると透明になる花としてTwitter などで話題になっています。元々は光の拡散によって白い花のように見えるのが、雨に濡れることで光の拡散が変わり、透明に見えるようになると考えられています。このサンカヨウは5月から7月が開花時期と言われており、白馬五竜高山植物園・六甲高山植物園・上高地・戸隠森林植物園などでみることができます。

おはようございます！

今朝のサンカヨウです✨
お花がだんだん終わりへと向かっています。
今週の土日ギリギリかな…と思っていたら！写真三枚目、なんとまだつぼみの株が…！
まだまだ楽しめそうです！😊

#サンカヨウ pic.twitter.com/9HIXym2rD1

— 六甲高山植物園 (@rokkoalpine) April 22, 2022

白馬五竜高山植物園

2022夏季シーズンの営業日は 6/4(土)、5(日)、11(土)・12(日)、18(土)・19(日) の白馬五竜高山植物園の早期週末限定開園日および、6/25 (土) ～ 10/23 (日) の通常開園期間の予定

六甲高山植物園

開園期間は2022年3/19（土）～11/23（水・祝）

開園時間は10：00～17：00 （16：30受付終了）※イベント開催時は延長の場合有

戸隠森林植物園

開園期間は2022年4月23日（土）～11/23（水・祝）