【テント泊登山】徳島県 剣山-稜線が綺麗な日本百名山

2022.5/21(土)～22(日)、四国徳島県にある剣山へ行ってきました。標高1955mの剣山は西日本では２番目の高峰、稜線が綺麗な日本百名山です。神戸からなので日帰りも可能ですが、今回はたっぷり山を楽しむためテント泊で行ってきました。

1泊2日のテント泊-剣山登山ルート

天気予報は、土曜日は曇り時々雨（眺望無し）夕方頃からは雨があがります。日曜日は7:00頃から快晴、ただし早朝（日の出頃）は眺望微妙とのこと。前日の雨で湿度が高めなので、幻想的な御来光&雲海に期待です。

1日目の行程表

2日目の行程表

登山前のランチスポット

8:30に神戸出発、昼食を食べてから登山口へ向かうことにしました。昼食はコチラで。セルフうどんの「和ぁさん」。徳島道脇町ICから車で10分程度の場所にあるコスパの良いうどん屋さん。麺は程よくコシがあり、オススメは「とり天」と「コンニャク天」

見ノ越登山口の駐車場

見ノ越登山口です。登山口には剣神社があり、ここからスタートします。駐車場は200台ほど停めれますが、この天候でも半分ほどは埋まってました。さすがは百名山。

1日目のテント場「西島野営場」とオススメの水場

今回の利用させていただいたテント場は「西島野営場」です。登山口から50分程度で到着。広さバラバラの7つのテントサイトがあります。予約不要、無料です。歩いて3分ほどのリフト乗り場にトイレあります。他に一ノ森にテン場があります。（要予約）

水場は、こちらの「御神水」がオススメです。湧水で名水百選に選定されてます。テン場から片道20分ほど、平坦なトラバース道を歩いたところにあります。枯れることはありません。

テント場での夕食とテント道具をちょっと紹介

夕飯は兵庫県民のソウルフード「ケンミンの焼きビーフン」です。超簡単です。水180ccに具材（肉・野菜など）入れて中火で約3分（水が飛ぶまで）加熱するだけ。眺望が良いリフト乗り場のベンチで食べました。

たまーにガスが晴れましたが・・今日はこの眺望まで。明日に期待します。

初日はガスが引かず、星空も期待出来ないので早々と20時頃に就寝。

テントの中です。シュラフはmont-bellのダウンハガー#7ハーフレングスにエスケープヴィヴィを重ねてます。マット+シュラフ等の寝具全てで合計700g程度、実用性とコスパ考えたUL仕様です。ダウン着込んでも、この仕様だと明け方少し寒かったです。

幻想的な御来光と雲海に期待する剣山登山スタート

翌日、4:00に起床し山頂を目指します。月が出てるので、御来光&雲海の期待大です。この日の日の出は4:50頃・・　５月は早いです(笑)

左側にこの空を眺めながら登って行きます。いい感じです。

御来光です。写真では綺麗に晴れてるように見えますが、山頂付近は視界ゼロでした。次郎岌もガスの中だったので、少し下りて登山道の途中から見ました。

ガスがかかって幻想的。

朝食は、頂上ヒュッテさんの前のベンチでホットサンドにしました。具材は玉子とあんバター。

山頂の展望デッキです。普段は御来光見る人が沢山おられますが、この日は誰もいませんでした。

日の出から30分ほど経過。上空のガスは晴れましたが、風が強くガスの流れが早かったので、綺麗な雲海は広がりませんでした。

6:00頃に山頂へ移動しました。まだかなり風があり、西側の谷からガスがどんどん上がって来てます。こういう時は・・

太陽と反対側のガスに自分の影を移すと、ブロッケン現象が出やすいです。

頂上ヒュッテまで戻って、ガスが引くまで休憩させていただきました。

7:30、バッチリ快晴になりました。登山開始です。

次郎岌をバックに撮っていただきました。やっぱ、ここの稜線は最高です。

次郎岌へは登らずにトラバースして稜線を楽しみに行きました。振り返って太郎岌（剣山）の写真です。次郎岌は後のお楽しみに。

三嶺へ続く稜線。中央奥の一番高いところが三嶺です。今回は三嶺まで縦走はせず、手前の丸石でピストンします。

丸石から振り返っての次郎岌&太郎岌右側の高く見えるのが次郎岌、左奥が太郎岌（剣山）です。

丸石から丸石登山口へ一度下山します。途中、新緑を楽しみます。

丸石登山口に下山しました。見ノ越とは反対側の登山口になります。ここから林道を30分ほど歩きます。

目的地の山の家さんです。ランチはコチラでいただきました。看板メニューは・・

「おとこ気デラックスカレー」です。隣のテーブルの男性三人が食べてました。さすがに私は食べきれないので写真だけ撮らせてもらいました(笑)ちなみにこのお店、山から来たハイカーさんは100円引きしてくれます。

次郎岌登山口です。ランチの後はここからの登り返しです。標高差400m、約一時間の道のりです。

次郎岌は目の前の奥です。右側への長いトラバースが終わると、折り返して稜線歩きになります。このルート、急登はありません。

次郎岌に到着しました。次郎ギューっと(笑)撮っていただきました。

次郎岌から見た太郎岌（剣山）

剣山山頂へは向かわず、左側のトラバース道で見ノ越へ向かいます。こちらの方が早いです。

剣山二度見展望所からの次郎岌です。ここからも絶景です。

このルートは御塔石も楽しめます。

無事に見ノ越登山口へ下山。今回もとても良い山旅になりました。