焼岳、御嶽山を始めとした6つの山が6月20日に火山の状況に関する情報を発表しています。現在これらの山は火口周辺に規制がかけられています。桜島や諏訪之瀬島はレベル3とされ、重大な影響の及ぼす噴火の発生が予想されるとされています。

噴火警戒レベル対象火山

噴火警戒レベル対象火山にはレベルがあり1から5段階となっています。焼岳、御嶽山は2022年6月20日時点で火口周辺規制とされるレベル2となっています。

桜島噴火警報(火口周辺)噴火警戒レベル3(入山規制)
諏訪之瀬島噴火警報(火口周辺)噴火警戒レベル3(入山規制)
焼岳噴火警報(火口周辺)噴火警戒レベル2(火口周辺規制)
御嶽山噴火警報(火口周辺)噴火警戒レベル2(火口周辺規制)
霧島山(新燃岳)噴火警報(火口周辺)噴火警戒レベル2(火口周辺規制)
薩摩硫黄島噴火警報(火口周辺)噴火警戒レベル2(火口周辺規制)

焼岳の火山活動状況

焼岳の現在における警戒事項は、火口域から概ね1km の範囲に置いて飛散する大きな噴石に警戒をしてくださいとあります。

このような警戒は2011年の制度導入以来初めてで、山頂付近では緩やかな膨張が続いてわずかな火山性地震が増えているということです。

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出典:気象庁

焼岳の噴火警戒レベルが2に引き上げられたことを受けて、松本市は焼岳への登山道の入り口4箇所において立ち入り規制する看板を設置しています。

新中ノ湯登山口、中ノ湯登山口、中尾登山口など

焼岳小屋は6月17日から営業再開する予定でしたが、引き続き噴火警戒レベル2の間は閉鎖されるということです。

焼岳の過去の噴火と被害について

大正14年(1925)10月12日15時の噴火
出典:中村平一氏撮影, 高山市郷土館蔵

焼岳では過去ここ100年ほどの間では、明治以降に活動が活発になっており、中でも上高地の梓川をせきとめて大正池をつくった1915年(大正4年)の噴火、足洗谷泥流が発生した1925年(大正14年)の噴火、噴石により焼岳小屋が壊れ従業員2人の負傷者を出した1962年は噴火は大きな噴火として歴史に刻まれています。

最も近いところでは1995年に水蒸気爆発によって山頂から3キロほどの工事現場にいた作業員4人が死亡してしまいました。

御嶽山の火山活動状況

2022年2月23日に噴火警戒レベルを1から2に引き上げています。火山性地震は今もなお続いていますがレベル引き上げ前の少ない状況に戻りつつあるということです。

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出典:御嶽山火山防災避難計画

御嶽山では火口周辺は突発的な噴火に対する安全対策を講じる必要があり、また荒廃した建物等の危険があるため立ち入りを禁止しています。改めて動画をみるとその怖さを改めて思い出させます。

最新の情報と規制に関する問い合わせ先は、以下の通りです。

  • 黒沢・開田口は木曽町役場総務課危機管理室 TEL 0264-22-4280
  • 王滝口は王滝村役場総務課 TEL 0264-48-2001

過去に発生した火山災害をおさらいしよう

噴火年月日火山名犠牲者(人)備考
1721(享保6)年6月22日浅間山15噴石による
1741(寛保元)年8月29日渡島大島1,467岩屑なだれ・津波による
1764(明和元)年7月恵山多数噴気による
1779(安永8)年11月8日桜島150余噴石・溶岩流などによる
「安永大噴火」
1781(天明元)年4月11日桜島8、不明7高免沖の島で噴火、津波による
1783(天明3)年8月5日浅間山1,151火砕流、土石なだれ、吾妻川・利根川の洪水による
1785(天明5)年4月18日青ヶ島130~140当時327人の居住者のうち130~140名が死亡と推定され、残りは八丈島に避難
1792(寛政4)年5月21日雲仙岳約15,000地震及び岩屑なだれによる
「島原大変肥後迷惑」
1822(文政5)年3月23日有珠山103火砕流による
1841(天保12)年5月23日口永良部島多数噴火による、村落焼亡
1856(安政3)年9月25日北海道駒ヶ岳19~27噴石、火砕流による
1888(明治21)年7月15日磐梯山461(477とも)岩屑なだれにより村落埋没
1900(明治33)年7月17日安達太良山72火口の硫黄採掘所全壊
1902(明治35)年8月上旬
(7日~9日のいつか)
伊豆鳥島125全島民死亡。
1914(大正3)年1月12日桜島58~59噴火・地震による
「大正大噴火」
1926(大正15)年5月24日十勝岳144
(不明を含む)
融雪型火山泥流による
「大正泥流」
1940(昭和15)年7月12日三宅島11火山弾・溶岩流などによる
1952(昭和27)年9月24日ベヨネース列岩31海底噴火(明神礁)、観測船第5海洋丸遭難により全員殉職
1958(昭和33)年6月24日阿蘇山12噴石による
1991(平成3)年6月3日雲仙岳43
(不明を含む)
火砕流による
「平成3年(1991年)雲仙岳噴火」
2014(平成26)年9月27日御嶽山63
(不明を含む)
噴石等による
出典:気象庁

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