登山用トレッキングポールは種類が豊富で、何を選んで良いのかわからない道具の1つです。そこで今回はトレッキングポールの選び方を以下の8つのポイントで紹介します。

  1. ポールシャフトの材質
  2. 収納方法
  3. 長さ調整機能
  4. グリップ
  5. 重量
  6. サイズ
  7. バスケット
  8. 追加機能

これらのポイントを確認すれば、自分に最適なトレッキングポールを手に入れることができます。是非チェックしてみましょう。

まずはトレッキングポールを登山で使うメリットを知ろう

まずはトレッキングポールを登山で使うメリットを知ろう

登山におけるトレッキングポールは、登山中に荷重分散をすることができるため、体の負担を和らげることができます。アップダウンを繰り返す登山道でトレッキングポールを使うと、足首や腰など関節への負担を和らげることで怪我の予防にもつながります。

また、トレッキングポールを正しく使うことは、安全で正しい歩き方を癖付けることにもつながります。初心者の方も上級者の方も、トレッキングポールを使用することで歩き方を改善することができます。

続いて以下からトレッキングポールの選び方を8つのポイントで紹介していきます。

ポイント①:リスクと軽さを天秤にかけてポールシャフトの材質を選ぶ

ポイント①:リスクと軽さを天秤にかけてポールシャフトの材質を選ぶ

ポールシャフトの材質は主にカーボンとアルミの2種類です。カーボンはハイエンドモデルに採用されており、軽量性に優れています。

メリットデメリット
カーボン軽い折れずに割れる
アルミ折れても直せるカーボンより重い

強度について

登山中、転倒などでトレッキングポールが大きな衝撃を受けた際、アルミは折れにくいけど曲がり、カーボンは曲がることはありませんが、状況によっては粉々になり、折れる素材特性があります。

トレッキングポールとして限られた分野だけで言うとアルミの方が強いことが、スキーレーシングモデルなどのポールメーカーのサイトを見ると一目瞭然です。

軽量性について

カーボンパイプはアルミパイプと比べて軽量で、整形しやすいことから細く作ることができます。よって空気抵抗が少なく、振り出しを重視するトレイルランニングなどにおすすめです。

ポイント②:コンパクト性と長さ調整を天秤にかけて収納方法を選ぶ

ポイント②:コンパクト性と長さ調整を天秤にかけて収納方法を選ぶ

収納方法には伸縮式(テレスコーピング式)と、折りたたみ式の2種類があります。

メリットデメリット
伸縮式長さを調整できる比較的重い
折りたたみ式軽い
かなり小さくなる
長さ調整機能がないと調整ができない

伸縮式は折りたたみ機能と長さ調整の機能が使えます。また折りたたみ式と比較すると価格が安い特徴があります。収納サイズは60cm程度のものが多く、折りたたみ式と比較すると収納サイズは大きいです。

折りたたみ式はポールの直径を全て同じにすることができるので、軽量性に優れ、さらに収納サイズも短いもので30cm、長いものでも40cm台とコンパクトにすることができます。

ポイント③:長さ調整が出来ることによる使い心地の良さを考えて選ぶ

ポイント③:長さ調整が出来ることによる使い心地の良さを考えて選ぶ

長さ調整ができると、上りと下りとでトレッキングポールの長さを変えて使用することができます。長さ調整ができないポールはグリップの握る位置を変えて長さを調整することになります。

メリットデメリット
長さ調整可能上りと下りで長さを変えることができる機能が追加されるので重くなる
長さ調整不可能シンプルで軽い長さ調整ができないためグリップを持つ位置を変える

長さ調整システムがついていると、どうしても重量が追加されてしまいます。使いやすさと軽さを天秤にかけて選ぶことになります。

システムには大きく2種類あり、レバーロックタイプとツイストロックタイプです。レバーロックタイプは素早く長さを調整することができ、さらにしっかりと固定することができるため安心感があります。

ツイストロックはポールをくるくると回し、ロックを解除と解放する仕様なため、グローブや雨などで滑るとしっかりと固定されないことがあります。

ポイント④:グリップの素材と形状は好みで選ぶ

ポイント④:グリップの素材と形状は好みで選ぶ

グリップの素材にはEVAフォームかコルクの2種類です。

メリットデメリット
EVAフォーム通気性に優れる特になし
コルク手に馴染む
独特の汗の吸収性がある
吸湿性が少ないため時に滑る

素材

コルクは独特の汗の吸収性と手になじみやすいソフトな触り心地が特徴です。対してEVAフォームは通気性と吸湿性に優れており、手に汗をかいても滑りづらく、グローブをしていてもグリップ感が向上されています。

形状

グリップの形状はI字型とT字型があります。登山のトレッキングポールに多く採用されているのがI字型です。2本で使用するのが主流で横から握るように使用します。

T字型は1本で使用するポールで上から握るように使用します。不安定な足場でバランスを保つのに適しています。

ポイント⑤:軽いは価格が高くコストパフォーマンスで選ぶ

ポイント⑤:軽いは価格が高くコストパフォーマンスで選ぶ

トレッキングポールの重さが軽いと、持ち運ぶ際、装備の総重量が軽くなります。トレッキングポールを使わない岩場歩き、鎖場歩きではトレッキングポールをザックに取り付けて行動することになります。このようなシーンでの登山歩きでは、コンパクトに収納ができて、軽量なトレッキングポールがおすすめです。

ポイント⑥:自分の身長から最適なサイズを選ぶ

ポイント⑥:自分の身長から最適なサイズを選ぶ

トレッキングポールを使用する際は、自分の身長に合わせた最適なサイズというものが存在します。平地でトレッキングポールのグリップを握って膝が直角になる長さが、あなたにとってのトレッキングポールの最適な長さになります。

平な場所を歩いている時は膝が直角になるようにサイズを調整し、上りではやや短め、下りではやや長めにします。トレッキングポールのサイズの調整ができる場合は、上り、下り、平地で長さ調整を行いましょう。調整ができないトレッキングポールの場合は、グリップの握る位置を変えてサイズを調整します。

ポイント⑦:3シーズンだけでなく冬も使いたいかで選ぶ

ポイント⑦:3シーズンだけでなく冬も使いたいかで選ぶ

トレッキングポールの先端に先ゴムを取り付けることができます。木道を歩く時、高山植物が多い登山道、アプローチの道路などでは先ゴムを取り付けるのがマナーとなっています。

トレッキングポールによっては、雪山で使うためのスノーバスケットを取り付けることができるタイプがあります。無雪期だけでなく、冬山登山でも使うことを想定する場合は、スノーバスケットの取り付け可否をチェックしましょう。

ポイント⑧:ショック機能など追加機能の必要性を考えて選ぶ

ポイント⑧:ショック機能など追加機能の必要性を考えて選ぶ

追加機能として代表的なものにアンチショック機能があります。これは地面にボールをついた時の衝撃を吸収し、膝や手首にかかる負担を和らげる機能です。

追加機能が含まれているトレッキングポールはその分重くなりがちです。また、故障や破損のリスクも考えなければいけません。

まとめ

8つのポイントを見てきましたが、特に重要なのは材質とコンパクト性と重量です。その他は登山者個人の好みによる部分が多いのでまずはじめに購入するトレッキングポールはできるだけ軽く、またアルミ性もしくはアルミとカーボンのハイブリットタイプのトレッキングポールをおすすめします。以下の記事では軽量・安さ・コンパクト性能別でおすすめのトレッキングポールを紹介しています。

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