青森県最高峰の岩木山。岩木山は日本百名山に選ばれており、美しい山容から地元民に親しまれている山です。岩場の道が多いため険しい山ですが、津軽岩木スカイラインが開通されたことで、より岩木山に登りやすくなっています。ここでは岩木山の魅力や登山情報についてご紹介します。

岩木山ってどんな山?

岩木山ってどんな山?

岩木山は、十二単の裾を広げたような美しい山容から『津軽富士』と呼ばれることもあります。その山容は見る角度によって少しずつ形が変わってくるため、地域ごとに『おらが岩木山』と自慢しあうほど地元民に親しまれています。ふもとの岩木山神社では毎年旧暦8月1日に『お山参詣』という津軽地方最大の農作祈願祭が行われています。

山名岩木山(いわきさん)
場所青森県弘前市および西津軽郡鰺ヶ沢町に位置する
標高1,625m
天気・アクセスなど岩木山の詳細情報

津軽の名峰【岩木山】の魅力

見てよし、登ってよしの魅力をもつ津軽の名峰の岩木山。以下では岩木山の魅力をシンプルに紹介します。

青森県最高峰から望む大パノラマ

青森県最高峰から望む大パノラマ

岩木山は独立峰のため山頂は視界を遮るものがなく、360度の展望が望めます。晴れていれば白神山地や八甲田連峰など県内の名峰をはじめ、津軽海峡越しに北海道や岩手県の山々などの眺めを独り占めできます。

津軽岩木スカイライン
通行料金(往復):普通車1,830円/軽自動車1,520円
営業時間:AM8:00~PM5:00
※最終入場時間PM4:00

津軽岩木スカイラインの詳細はこちらから
営業案内 │ 津軽岩木スカイライン (iwaki-skyline.jp)

岩木山の名花【ミチノクコザクラ】

岩木山固有種の高山植物【ミチノクコザクラ】

岩木山の8~9合目付近では、岩木山の固有種である高山植物の『ミチノクコザクラ』が見られます。ミチノクコザクラは、ハクサンコザクラの変種で、うすむらさき色の可愛らしい花をつけます。
岩木山の安寿と厨子王子の伝説にちなみ、ミチノクコザクラは『安寿姫のかんざし』と呼ばれることも。

津軽岩木スカイラインで楽々8合目まで行ける

津軽岩木スカイラインで楽々8合目まで行ける

津軽岩木スカイラインは、嶽温泉郷付近から岩木山の8合目まで上る有料自動車道です。山頂までの行程が大幅に短くなるため、登山初心者の方でも挑戦できるようになりました。また、岩木山リフトを利用することで8合目から9合目まで登ることができます。

岩木山の難易度別登山コース

岩木山は独立峰のため、四方に登山コースがあります。今回は人気コースである『嶽温泉コース』・『百沢コース』、そして登山初心者におすすめな『8合目コース』についてご紹介します。

初心者におすすめ!約1時間で山頂に登れる【8合目コース】

初心者におすすめ!約1時間で山頂に登れる【8合目コース】

津軽岩木スカイラインを利用すれば8合目まで車で行くことができます。8合目からは山頂まで約1時間。手軽に登れるコースなので登山初心者におすすめです。また、8~9合目までリフトが通っているので、さらに行程を短縮することもできます。

初心者におすすめ!約1時間で山頂に登れる【8合目コース】

山頂前はゴツゴツとした岩場の急登なので、登山靴や手袋などの装備をそろえて挑戦するようにしましょう。
8合目登山口からの眺めもよいため、夕焼けを見てから帰るのもおすすめです。

コース名8合目コース
スタート地点8合目登山口
ゴール地点8合目登山口
地点間の距離約2.3km
累積標高差約384m
コースタイム約2時間
難易度初級

津軽岩木スカイライン・岩木山リフトの詳細はこちらから
営業案内 │ 津軽岩木スカイライン (iwaki-skyline.jp)

一般向け!美しいブナ林をなかを歩く【嶽温泉コース】

一般向け!美しいブナ林をなかを歩く【嶽温泉コース】

嶽温泉付近の稲荷神社から山頂を目指すコースです。このコースは比較的行程が短く、学校行事の登山でも使われるコースになります。

はじめのうちはあまり展望がありませんが、道中は美しいブナ林の森林浴が楽しめます。もし疲れてしまった場合は、9合目のリフトや8合目の津軽岩木スカイラインからシャトルバスを利用して下山することも可能です。

コース名嶽温泉コース
スタート地点嶽温泉登山口
ゴール地点嶽温泉登山口
地点間の距離約10.0km
累積標高差約1,183m
コースタイム約6時間40分
難易度初~中級

中〜上級者向け!登りがいのある急登の岩場の道【百沢コース】

中〜上級者向け!登りがいのある急登の岩場の道【百沢コース】

岩木山神社から登るこのコースは、累積標高差が約1,474mあります。さらに岩場の道が続くため、登りがいのあるコースになっています。

岩木山神社の脇を抜けて、神苑桜林の園地、百沢スキー場の緩やかな道を登っていく。スキー場から本格的な登山道となり、樹林帯の『鼻こぐり』や『七曲がり』と呼ばれる急登があります。
さらに急登は続き、中腹の焼止りヒュッテを過ぎると岩場の道になります。錫杖清水と呼ばれる水場のところまで登ると展望が開けるので、小休憩をはさみながら登るとよいでしょう。
9合目あたりの『鳳鳴ヒュッテ』は嶽コースの合流地点で、そこから最後の岩場の急登になります。ゴロゴロとした大きい石をよじ登って進み山頂に着くと、360度開けた大パノラマが望めます。

コース名百沢コース
スタート地点岩木山神社
ゴール地点岩木山神社
地点間の距離約12.5km
累積標高差約1,474m
コースタイム約8時間
難易度中~上級

岩木山のおすすめの登山時期

紅葉シーズンの岩手山
紅葉シーズンの岩手山 出典”岩木山の紅葉が見頃です|岩木山観光協会|山で動く。山が動く。岩木山観光協会公式ウェブサイト (iwakisan.com)

岩木山を存分に楽しめる、おすすめの登山時期について解説します。

【6月中旬~8月上旬】ミチノクコザクラの見頃の時期

6月中旬頃、鳳鳴ヒュッテ下の種蒔苗代付近でミチノクコザクラが咲きはじめます。また、百沢コース8~9合目の大沢あたりでは、雪解けとともにミチノクコザクラ次々と咲き、見事な群生が見られます。しかし、7月下旬頃まで雪渓が残るので、アイゼンを準備して登るようにしましょう。

【9月下旬~10月下旬】紅葉の移ろいを楽しめる時期

岩木山の紅葉は9月中旬頃から始まり、例年10月中旬頃にピークを迎えます。山頂からふもとにかけて、木々が鮮やかなグラデーションに色づき、まるで紅葉の絨毯を広げたような美しい景色が見られます。登山コースは、樹林帯の道が長く続く『嶽コース』を登ると、紅葉狩りを存分に楽しむことができるでしょう。

各登山口へのアクセス方法

先ほどご紹介した登山コースについて、それぞれの登山口へのアクセス方法を解説します。

  • 8合目コースー8合目登山口
  • 嶽温泉コースー嶽温泉登山口
  • 百沢コースー岩木山神社登山口

マイカー

登山コース8合目コース嶽温泉コース百沢コース
登山口8合目登山口嶽温泉登山口岩木山神社登山口
駐車場岩木山8合目ターミナル嶽温泉郷百沢駐車場
最寄りI.C.(※)
~各駐車場
約1時間(約43km)約45分(32km)約35分(26km)
備考津軽岩木スカイライン
は有料道路
約20台分駐車可約50台分駐車可
各登山口までのアクセス(マイカー)

※最寄りI.C.は大鰐弘前I.C.

電車/バス

東京駅~新青森駅(東北新幹線):約3時間10分
新青森駅~弘前駅(JR奥羽本線):約50分

弘前駅~岳(嶽)温泉(弘南バス):約50分
弘前駅~岩木山神社(弘南バス):約40分
岳(嶽)温泉~8合目登山口(弘南バス):約30分

路線バスの詳細はこちらから
弘前~岩木庁舎線・枯木平線(高岡経由) – 弘南バス株式会社 (konanbus.com)

岩木山下山後のおすすめ山旅スポット

岩木山のふもとには温泉がたくさんあります。登山で疲れた体を温泉で癒すといいでしょう。以下では、各登山口付近の日帰り入浴できる温泉についてご紹介します。

打たせ湯が人気【百沢温泉】

打たせ湯が人気【百沢温泉】

百沢コースの下山後に寄るなら「百沢温泉」がおすすめです。登山口の岩木山神社からは徒歩10分程度の場所にあります。湯量が多く、打たせ湯としての利用が好まれています。

名称百沢温泉
住所青森県弘前市百沢寺沢290−9 
日帰り入浴料350円

白濁の秘湯【嶽温泉・山のホテル】

白濁の秘湯【嶽温泉・山のホテル】

8合目コース・嶽温泉コースの下山後に寄るなら「嶽温泉・山のホテル」がおすすめです。天然の青森ヒバを贅沢に使った浴場は、昔ながらの湯治場の雰囲気を今も残しています。独特の匂いと、お湯の中に真っ白に咲く湯の花が特徴的です。

名称嶽温泉・山のホテル
住所青森県弘前市大字常盤野字湯ノ沢19
日帰り入浴料500円

岩木山の魅力、そして登山コース3つについてご紹介しました。とくに8合目コースは一番行程が短く、初心者向けのコースになります。また、登りがいのあるコースを楽しむなら百沢コースがおすすめです。岩木山のふもとには温泉がたくさんあるので、下山後に疲れを癒していくとよいでしょう。

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